9月の臨時休業のお知らせ

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9月2日(金)~12日(月)まで臨時休業致します。

娘たちが暮らすドイツに行ってきます。
夏限定のミュンスターのアンティークマーケットには間に合わなかったのですが、
クリスと娘が出かけて行ってアンティークアクセサリーやレース・花瓶などを丁寧に探して買い付けてくれました。
それらの小物を受け取り、クリスがコツコツと手直しをしているというドイツの古民家での暮らしぶりを見てきます!

前回のコンテナーで届いた椅子の張り替えも終わるころです。
ドイツからの持ち帰り品共々どうぞお楽しみに!

アンティーク椅子と暮らす

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木に蒸気で圧力を加えて成型するという曲木の技法で作られたベントウッドチェア。曲木の特性を生かして様々なデザインが作られてきました。

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軽さと強さはベントウッドチェアの魅力です。毎日の暮らしの中で、玄関でちょっと腰を下ろして靴紐を直す・荷物を置くなど便利に使ったり、リビングの壁際にドールやテディベアを飾ってフォーカルポイントとして使ったり。勿論ふいのお客様で椅子が足りない時にはこのベントウッドチェアが活躍してくれます。

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上の写真は肘つきベントウッドチェア。座面が少し大きめです。座面部分をウィリアム・モリスの「ウィローボー」で張り、独特の落ち着いた雰囲気に仕上がっています。このしっかりと体を支えてくれる座り心地の良さ。毎日くつろぎの時間に座りたいと思わせてくれる椅子です。
 
 畳の部屋がどの家庭でもすっかり少なくなった現代の暮らしでは、椅子に腰を下ろさない日はないと思います。畳と障子、襖のある和の空間はとても魅力的ですが、膝や腰に不安があれば尚のこと椅子に座りたいものです。しかもふかふか沈むソファーではなく、しっかり体を支えてくれる椅子が疲れません。

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背のカーブが体にぴたりと沿って、見た目よりうんと座り心地の良いダイニングチェア。脚のバルボスのデザインが凝っています。

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上の写真の椅子はシンプルですが丁寧なつくりのダイニングチェア。質の良い材を選んで丁寧に作られた椅子。シンプルなデザインが生きた愛らしい椅子です。モリスデザインの「コンプトン」の生地が一層この椅子を魅力的にしています。

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ツイストの脚とハイバックのデザインが個性と落ち着きを部屋にもたらしてくれるダイニングチェア。
ダイニングチェアは毎日必ず座る椅子ですから座り心地の良さはもちろん大切です。その椅子が座って楽かどうかは一人ひとり違います。けれど、さすがに椅子の暮らしをずっと続けてきた国の椅子ですから、見た目よりもどれも座り心地が良いです。

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ただ、この椅子は折り畳み椅子(フォールディングチェア)ですからあまり座り心地は望めません。でも大変厚い無垢板の無骨さが暖かさを感じて好きです。

優しいガラス暖かいガラス

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上の写真はアールヌーボー期に家具作家としても高い評価を得ているルイ・マジョレルのランプです。マジョレルは家具、照明、金属加工など多方面にわたりデザイン加工に従事し、ドーム兄弟の作品の金属分野のデザイン・加工を手掛けたことでも有名です。
このランプは、葡萄をあしらったアイアンベースも、美しいビィトリフィカシオン製法のガラスシェードもマジョレルによる作品です。
ドーム兄弟のランプや照明のベースを作ることも喜びであったかもしれませんが、自ら手掛けた美しいシェードを引き立てるアイアンのベースを考えることは、この上ない喜びではなかったか。と、この暖かな雰囲気のランプを眺めながら思ったりしています。

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バカラのガラスたち。
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どんなふうに飾るか、何を載せるか考えるだけで楽しいガラスたち。

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小さな、暖かい色のランプは淡いあんず色の部分にレースのような柄が優しく練りこまれています。灯りを付けても消しても優しい色は、見ていて癒されます。

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イギリスの教会の窓に実際にはめ込まれていたというステンドグラス。
この美しいエナメル彩の絵付け。
大切に受け継いでいきたい逸品です。

ドイツのクリスマス市

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今回は、娘達の暮らすドイツ古民家を見る事とクリスマス市を回るという目的で、寒いのを覚悟で出かけていったので、出来る限りの色々な街のクリスマス市を見て回ってきました。
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暗くなってからのライトアップされた時間はとても幻想的ですし、寒いからグリューワインがいっそう美味しいというものです。
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どこのお店も屋根の上の飾り付けには気合いが入っています。

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フランクフルトからは車で2時間以上かかるけれど、「中世の街並みが残り、橋の上に建っている旧市庁舎や大聖堂があって世界遺産だよ」と娘に教えられ、是非にとクリスに載せていってもらったのはバン・ベルグです。霙の降る寒い夕暮れですが、小さな子供たちを連れた家族連れであふれていました。
後で調べたら、1004年、神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世によって最初の造営がなされたバンベルグ大聖堂があるという事がわかり、明るいうちに色々見て回りたかったと思いました。(ハインリヒ2世は塩野七海さんの本を読んだばかりで、興味ある皇帝です。)
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バンベルクのクリスマス市には、暮らしに必要な食糧品(果物屋・ハム屋・チーズ屋などなど)の屋台やお花屋さんなどの屋台が多くて、家族総出で買い出しに来ているという雰囲気です。「ドイツはクリスマスの25日の午後からはもうお店はみんな閉まってしまうし、家族のいない人にはなかなかつらいかも」と娘が言っていました。クリスマス市は、クリスマスからお正月までの暮らしのための買い出しの市なんですね。だから、フランクフルトのような観光客向けの市よりも、バンベルクのような田舎の市のほうが、より暮らしに密着した感じなのですね。

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上の写真はマイセンの教会です。ドレスデンに行ったついでに(かのドレスデン聖母教会の写真がなくてごめんなさい)是非にとマイセンまで回ってもらって、マイセン磁器博物館に行ってきました。何かお土産的に小さなものでも買ってこようかとも考えていたのです。手数料なしでお渡ししたらいいかなっって!以前クレマチスで販売した掌サイズの花瓶が絵柄違いであり(しかも値引きになって)、計算してみたら、びっくりです!買って頂いたお値段よりはるかに高くって、自分用に何かとも思っていたけれど、それも断念しました。
マイセンはがっかりでしたが、ドレスデンで素敵なレースドイリーとKPMのディナー皿(これはクリスがしっかり値引き交渉して驚くほどお安くなりました)をゲット、ハイデルベルグの可愛い小物もたくさん買いました。
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小さなお土産も好評でした。
新着家具も届きました。是非いらして下さいね。

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 海外情報

長野県阿智村

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蝉の鳴き声がぴたりと静かになったら、秋の虫たちの声が夜の庭で心地良く聞こえるようになりました。

前半は猛暑、後半は豪雨と、過酷な今年の夏。日本列島は年々、暮らしにくい厳しい天候になってきていると感じますが、世界的に異常気象が続いているようです。
娘たちの暮らすドイツは「最近特に夏が短くて寒いよ」と電話で娘が言っていました。

その娘とクリスは8月末に5回目(?)となる引っ越しをし、ドイツの古民家で暮らし始めました。電話回線の工事が予定外に遅れて、電話もメールも出来ず、連絡を待つしかありません。「このドイツの古民家」については、いずれ娘からたっぷりブログで紹介して欲しいと思っています。

8月に長野の阿智村にある山荘に行ってきました。DSC02454s.jpg

豪雨があったせいかいつもの夏より山野草の花が少ない気がしました。DSC02458s.jpg

その代わりいろいろなきのこがあっちにもこっちにも。DSC02461s.jpg

かなり前から山荘の近くではリスが見られなくなり、山荘の壁にいくつもいくつもテニスボール大の穴をあけてくれた(!)キツツキも今年はついに姿を見ず、あの独特な木をつつく音を聞くこともありませんでした。そして山野草まで花を咲かせないとしたら。 不安になります。

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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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