花水木の木の下で

今年も、花水木の花が一斉に咲きました。
白い花が好きなので、我が家の花水木の花は白い花です。のびやかに細い枝を伸ばして、クリーム色の蕾から白に変化して青空に映えて美しいです。(中心の薄黄緑色の花芯が私はとても好きです。)


先日の雨のあと、庭では忙しく植物が変化しています。枯れたようであったクレマチスは蕾を膨らませ、ブルーベリーは小さな花の房を風に揺らしています。

寒い間、ずっと身をすくませていたジギタリスが急にすっくりと背筋を伸ばしてその蕾を膨らませ始めました。

庭の奥では、ホスタ(ギボウシ)が細く巻いた新芽をゆっくりとほどき始めました。そのまだ小さなホスタの芽が埋もれるように咲き出したのは。これ何の花でしたか。10年くらい前に植えて、日陰で西陽が射すという過酷な環境なのでずっと葉だけでした。ところが、今年、沢山花を咲かせていました。この東屋の裏側は普段あまり通らないスペースで、日陰。しかも向かいの公園の大木・ケヤキの木が、ある年から強剪定されるようになり西陽だけ射すという強烈な悪環境になってしまいました!
確か「タバコ草」という名前だったと思います。

この青空に大きく腕を伸ばして咲いている花水木の木の下で、ドイツで生まれた二人の孫、フェンフェンとレンレンが遊ぶのを見られるのはいつになるのでしょうか。新型コロナウイルスは、変異型に姿を変えて、新たに世界中で猛威を奮っています。