「アンティークと暮らす」3

  アンティーク家具と気取らず気軽に、そして素敵に暮らしていらっしゃるお客様のお宅にお邪魔してきました!
お店にお立ちより頂くたびに、はっとしたり「そうだなぁ」と思ったり。色々な事を気付かせて下さる方。そして「あとからじんわりと嬉しくなる」 そんな「言葉の花束」をそっと置いて行って下さって、お会いするのが楽しみなお客様の一人です。                                    今日はお願いしてお写真を撮らせて頂きました。  
             
DSC03862.jpg
                                  DSC03864.jpg


 小ぶりなゲートレッグテーブルを、畳んだ状態の美しさを生かして玄関のウェルカムディスプレイにされています。
壁の額はアルフォンス・ミュシャのリトグラフでアンティーク家具が描かれています。

              DSC03879.jpg

午後の柔らかな光がたっぷりと差し込む明るいリビングダイニングに、ご主人が気に入って下さったバルボスの脚のテーブルセットや手彫りの重厚な雰囲気の家具さんたちが、ずっとずっと以前からこのお家の子だったかのようにしっかりとした存在感で待っていてくれました。
柔らかな明るい陽ざしのためか、クレマチス店内にあった時よりもどの家具もうんと優しい表情をしていました。

              DSC03867.jpg

              DSC03873.jpg
そして、どの家具も飾るための家具ではなく、暮らしの中に溶け込んで使われていました。
このビューロー、扉にもチェスト部分にも家具職人が手作業で丁寧に施した彫りが施された重厚感ある美しい家具です。でも、ちゃんとしっかり毎日の暮らしに使われています。「中央の小引き出しの両側にCDがピッタリとおさまるんですよ。」とMさん。

DSC03869.jpg

大きな鳥籠にオカメインコさんが2羽。良く人馴れしていて可愛い反応をしてくれます。

DSC03882.jpg

こちらはセカンドリビング。2台目のテレビ台は以前クレマチス店内のお茶室で存在感を放っていた大きなソファーテーブルです。

DSC03886.jpg

引き出しの中にはご主人のゴルフボールがキッチリと収まっています。(ご主人、ごめんなさい!あれこれいっぱい見せて頂いちゃいました!)テーブルのグリーンの革、カーテンのグリーン、そしてご主人のゴルフバックまでグリーンです。リビングダイニングはカーテンが暖かなローズピンクでした。テレビ台としてお使いのホールデスクの引き出しにはローズピンクのタッセルが、ダイニングチェアの座面はグリーンとローズ色のモリスの「ハニーサックル」。どのお部屋も、室内の色を氾濫させず、統一させることで、落ち着きと優しさが生まれていました。

DSC03875.jpg

おいとまする間際に見せて頂いたグランドピアノのあるお部屋の天井には、天使が花びらのようなガラスの照明をささげ持つシャンデリアが。
 写真が上手く撮れず申し訳ないですし残念ですが、どのお部屋も優しい心使いと暮らしを楽しむ心に満ちていました。だから、こんなにも居心地が良いし、圧迫感がないのでしょう。それに何よりどこも綺麗なんです。「片付け上手は暮らし上手」!
我が家も頑張ろう。暮らしはいくらでも素敵にできる!と思った帰路でした。



寒波と新春の舞

DSC_0110s.jpg

一昨日の寒波で、ここ愛知県でも多くの地域に大雪警報が出されました。

そんな中、刈谷市総合文化センター・エントランスアトリウムにてアトリウムコンサートの一環として、日本舞踊藤間流藤貴会の「新春の舞」が開かれました。

DSC_0104s.jpg

悪天候にもかかわらず、多くの方々が開演前から駆け付けて、けっして多くない席はほぼ満席でした。、新春にふさわしい清々しく、華やかで、引き締まった緊張感ある舞台を楽しませて頂きました。
今はドイツで暮らす娘も、9歳の頃からずっとお世話になっていた先生の会です。
娘は日本舞踊が大好きで、3年に一度の大きな会を楽しみにずっとお稽古に通っていました。ドイツに留学する時など日時が見事に(!?)大きな会と重なって、舞台が終わってそのまま、お化粧を落としながら用意する娘を乗せて空港に車で向かったものでした。
DSC_0103s.jpg

一生懸命に舞を舞う皆さんの姿に、ひたむきに好きなことに向かうあの頃の娘の姿をふいに思い出し、今は遠いドイツで孤軍奮闘する娘を思いました。いえ、孤軍ではないですね。クリスという強力で最大の味方が絶えず娘を守っていますから。

小さなテーブル

アンティーク家具は大きくて仰々しくてなじみにくいと思っている方、多いかもしれません。
私も若いころはそう思っていましたから。

DSC03611s.jpg

でも、このグリーンの革張りの小さなソファーテーブルを見たら「可愛くて便利で使いやすそう」と思われるのではないかしら。
以外に、小さくて使い勝手のよさそうな家具はアンティーク家具にはたくさんあります。そして個性的です。

DSC03598s.jpg


もっともっと小さなワインテーブルも。
それに小さいながら存在感があります。
この革張りのトリポットワインテーブルは1960年代製のビーチ材で、アンティークとは言えないかもしれませんが、なかなかの雰囲気があります。バカラのワイングラスを置いても引けを取らない堂々たる雰囲気です。

DSC03609s.jpg

ワインテーブルはこの小ささ故に、軽すぎるのが少々欠点でもあります。が、お部屋のどこかで待機していて、ここぞという時にお客様のお茶のカップの置き場所になったり、素敵なお花のアレンジの置き場所になったり。また、これが一番うれしいのですが、縁側や、窓際で「あ、ここでお茶をゆっくり飲めたらな」という瞬間に軽やかに応えてくれます。

DSC03617s.jpg

また、こんな不思議なテーブルを身近に置いてあれこれと使い道を考える楽しみはアンティーク家具ならではです。
この折り畳み式のマホガニーテーブルは、1890年代製というピクニックテーブルです。
マホガニー材で華奢なテーブルですが、上質な品のもつ洗練された美しさがあります。店内の床の間で、和と洋の小物をミックスして飾ってみました。床の間には掛け軸と香炉台と花瓶。と、定番の景色で安心してしまいがちですが、こんな風に和の小物でも安心して飾れる小さなアンテイークテーブルを置いてみるとおしゃれでどこにもない自分だけの空間ができます。

家の中に、「素敵だな」と思える小さな空間を持てることはこの上ない幸せであり、「もう少し頑張ろう」という明日への活力です。

猫も大好き「世界ネコ歩き」

DSC03327ss.jpg

猫を飼い始めて2年半近くです。
私もすっかり猫好きになって、(もともと猫は嫌いではなかったのですが)猫が登場する番組は熱心に見ています。
中でも、岩合光昭さんの「世界ネコ歩き」は大好きなんですが、なんと猫のミーシャもこの番組が好きなんです!

DSC03320ss.jpg

猫の集中力って結構すごいですね。集団で獲物を追い詰める狩りをするオオカミを祖先に持つ犬と違って、多くは1匹で狩りをするネコ科の生物はじっとタイミングを待つ事や風向きを判断する事など、持続する集中力が必要なんだろうか。と思ったりします。
とにかく、瞬きもせず(ん?猫って瞬きしますよね?)しっかり画面に集中してるんです。

DSC03316ss.jpg

「ミーシャ!今日もしっかり見たね。」

本当は、来月3月早々に予定している『新着家具と暮らしを彩る小物展』のお知らせのブログを書くつもりだったんですが、今日のミーシャの様子が面白くて、(本当に最後まで『特等席』で集中して見てました)猫のおはなしになってしまいました。
明日には新着家具が届きます!

絵画と共に楽しむアンティーク家具

DSC03254ss.jpg

「絵画の下に家具を置きたいけれど、どんな家具がいいかしら」
そんな風にアンティーク家具を探しにいらっしゃる方、多くいらっしゃいます。油絵か水彩画か、リトグラフかそしてそれによって額もいろいろですが、アンティーク家具と絵画は本当に相性が良くて落ち着いた雰囲気を作ってくれます。

DSC03247ss.jpg

リトグラフなら額は細く軽やかなものが多いから、下に来る家具もあまり重厚でがっちりしたものでない方が優しい雰囲気に。

DSC03245ss.jpg

スペースに余裕があれば、細見のキャビネットとサロンチェアでコーディネートしてほっとする空間に。実際にそこで座ることはなくても、「ながめるだけで心がほっと一息つける」そんな場所がお家のどこかにあれば、忙しい毎日にふっと安らぎの時間が持てます。
先日、おしゃれな折畳みテーブルと可愛い椅子をお買い上げ下さったお客様が、「そうそう、今日はこの椅子に座ってなかったわ。と、わざわざ、あの椅子に座りにいくんですよ。パジャマになってからでも。」と嬉しそうに教えて下さいました。でも、それこそアンティーク家具の力ではないでしょうか。忙しい毎日の中で、自分をほっとさせてくれる心安らぐ時間を作ってくれる。いえ、自分を安らげる時間を作るひと手間の時間を作ろうと思わせてくれるのです。
そのお客様のお宅には、あの可愛い椅子とテーブルがきっかけとなり、素敵な御主人と共にソファテーブルなども選んでいただけました。はじけるような明るいお客様の笑顔を見送りながら、私もとても幸せな気持ちでした。

DSC03249ss.jpg

小さなスペースでも、実用を兼ねて細見のビューローでコーディネートされれば、重要な収納スペースとなりますし、パソコンデスクも兼ねたり、ミラーを置けばドレッサーとしても活躍します。
sidetitleプロフィールsidetitle

クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleQRコードsidetitle
QRコード