ねことアンティーク家具

 手のひらに乗るほど小さな小さな仔猫をお店の裏庭で拾ってしまってから、もう4年になります。
アンティーク家具が好きですし、家具を大切にしたいから猫との暮らしはずっと諦めていました。

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でも、仔猫のミーシャはあっと言う間に大きくなって!しっかり期待を裏切って!超活発なお転婆娘に育ちました!

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この春3月で、14歳になるおばあちゃん犬のリリーはおとなしい子だから、どの部屋に入っても大丈夫ですが、ミーシャはそうはいきません。このキャビネットの上だっていつの間にか乗っていたりしますから油断できません!飾って「このキャビネットに天使は似合うね」と自己満足に浸ったら即撤収です。扉の中にしまいます。

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「ミーシャが来てから思うように飾れないわ!」と愚痴ると「誰が拾ったのかな」と主人に逆襲されてしまいます。それでも、こんなに何にでも興味津々でお転婆な猫でも意外にも家具に爪を立てたり嚙んだりはしないのです。
家具の上に乗って角に顔を何度もこするしぐさをしたらちょっと用心します。ついつい調子に乗ってなめたり甘嚙みしたくなるようなんです。その時は歯磨きのチューブを横から顔に近付けます。顔をプルプルっとさせてすぐに逃げ出します。そんな事を繰り返していたら、大きくなった今では大丈夫になりました。

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玄関に置いたこのツイスト脚のジャコビアンチェスト。これ以上1ミリでも大きかったらこのスペースに入らなかったのですが、ぎりぎりぴったり収まって、季節のお花やお気に入りの小物を飾ってお気に入りのコーナーでしたが、ミーシャの階段からの通り道になってしまって、軽いものは飾らない事にしました。

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猫の嫌いな方から見たら「どうしてそんなに我慢してまで飼っているの」ということになりますが。

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一度飼ってしまったら、ミーシャも大切な我が家の一員です。(犬のリリーよりも威張っている節があるので困りものですが。)

「クレマチスさんはどんな家具と暮らしていますか」「写真を見せてくださいね」と言われていましたが、いつもきっちり綺麗にくらしていらっしゃるお客様を何人も知っていますから、ちょっと恥ずかしくてなかなか「そのうちに」としかお返事できずにいました。
それでも、
「アンティーク家具はデザインも材質も色合いも無理にそろえなくてもちゃんとお互いを引き立てあって、お家の中で落ち着いた素敵な空間を作り出してくれます。」という事をお伝えしたくて。
猫との暮らしもお伝えしたくて、あちこち片付けながら写真を撮ってみました。






新春のお悦びを申し上げます。

新春のお悦びを申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。

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 美しい彫りを施した家具。何年も何十年も大切に慈しまれて使い続けられてきた家具たち。物言わぬ家具たちですが、アンティークの家具と暮らしていると暖かな優しい気持ちで満たされます。

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家具職人が丹精込めて手彫りしたであろうその彫りを指でたどりながら、どんな人がどんな部屋で使っていたのだろうかと想像します。「こんなに綺麗に使われて、大切にされていたんだね」と、家具に語りかけます。
あわただしい毎日に、ほんの一時安らぐ時間です。


 今年もどうぞ宜しくお願い致します。



皆様、良い年をお迎えください。

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 娘婿クリス君の発案で、娘とクリスとドイツダックスのグスタフ、そして日本から息子も参加して『ドイツからノルウェーまで車で行く旅』を子供たちがしてきました。目的はオーロラですから、「飛行機で行けばいいんじゃないかな」と主人も私も賛成しかねていたのですが.。何しろドイツからデンマークを通過し、スカンジナビア半島をスェーデン側で北上するというのですから。
娘夫婦がドイツで大変お世話になっているご夫婦がいらして、そのドイツ人のご主人が「それはクレージーだ」と忠告もして下さったのに!
 とにかく無事に(途中いろいろあったようですが)まずはドイツに、そして息子は日本に帰国し、安堵しています。

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高速道路の片側にこんな滝のような光景が現れたり、

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トナカイが道路を横断することも!ちょっとした群れだったらしいのですが、突然のことでうまく写真が撮れなかったそうです。残念!
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こんな素敵な教会を見つけたそうです。スッキリシンプルで美しいですね。スェーデン国教会はルター派の一派だそうで、ドイツで観た天を突くようなゴシック様式の教会とはまるで違います。

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そしてこんな事も!!

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こちら日本では北海道で記録的大雪だったり寒い日が続いていたのですが、ちょうどこの時期、ヨーロッパでは例年よりも暖かったようで、雨が降って凍った道路が非常に滑りやすかったのです。駆け付けてくれたレスキュー(?)の方たち・営業時間を延長して車の整備をしてくれた地元の方に感謝です。
そしてこの事故現場のご近所の優しいおば様が暖かいコーヒーをポットに入れて持ってきて下さったそうなんです。車が引っ張り上げられるまで家にも入れて頂き、「英語もドイツ語もあまりわからないから」とドイツ語が分かるご近所の方を読んで来ても下さったとか!
お名前も住所もわからないスェーデンの方、本当にありがとうございました。

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この馬たちの牧草地帯と道路との溝に落ちたらしいのです。レスキューの人にも「スパイクタイヤでなければこの道路は無理だ」とは言われたそうなんですが、ドイツでは、スパイクタイヤは禁止されていてスノータイヤしか売っていないのだそうです。

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こんな大変な事があったのを知らされたのは
 「今ここにいるよ」と娘のラインでノルウェーの貸別荘の写真が送られてきた時です。そのあとに「こんなこともあったけど」というコメント付きの例の雪に突っ込んだ車の写真です。
写真を見て驚いたり、みんなけがもなく無事だったという娘の言葉にほっとしたり。そして近所のご夫婦が暖かい部屋に招き入れて、暖かいコーヒーを下さったという話を聞き、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
この感謝の気持ちをずっと持っていたい。困っている誰かにためらわずに手を差し伸べられる人でありたい。そんなことを思った年の瀬でした。

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因みにオーロラですが、例のトナカイの群れに遭遇した時に「空が白っぽく不思議な色になっていたから、あれがオーロラだったみたい。」という事で、「さあノルウェーでいっぱい見られると思ったら、ついにあれだけだった」のだそうです。

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2枚目の星空の写真には流れ星が写っています!中央部分の白いラインのようなものが流れ星だそうです。

新しい年が皆様にとってより良い一年となりますように。

ダベンポート大佐のダベンポートデスク

皆様、遅ればせながら残暑お見舞い申し上げます。久しぶりに日本からの更新です。
この夏、関東や東北では記録的に降雨が続き、数日前からの晴天がようやく夏の陽ざしを運んできたようです。ですが、幸いなことに(!)ここ中部地方、特になぜか刈谷では、雨はあまり降らず連日の蒸し暑さに滅入っておりました。
 そこに、「夏でも肌寒い」ドイツから「閲覧注意」付きの涼感たっぷりのブログが届き、いろんな意味で皆さんに好評だったようです!

今回は、アンティークでしかまず出会うことはないと思われる珍しい家具をご紹介したいと思います。
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「ダベンポート大佐が考案した」とも「ダベンポート大佐のために製作された」とも言われている「ダベンポートデスク」。

これ以上は無理と思われるほどにコンパクトなサイズながら収納は見事に確保されています。奥行ある4段の引き出しと高さを確保した横幅いっぱいに作られている収納スペース。
写真ではわからないのですが、引き出しの反対側の左にもそっくりな引き出しが作られていて、それはダミーです。

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こんなに無駄なく計算されたデザインと上質な無垢のマホガニー材と真鍮のおしゃれな持ち手のブラリ。今では経年の味のある茶の革張りのデスク部分。

美しい彫りや丁寧に施された象嵌もアンティーク家具の魅力ですし、私はたっぷり彫りを施されたアンティーク家具がとても好きです。コツコツと手作業で掘られたであろうその彫りを指でたどるのが好きです。左右が少しずつ違っていたり、扉の彫りのデザインがあえて変えてあったり、それを見つけるのも楽しいのです。
でもこの家具は特別。
このコンパクトでしかも重厚なデスク。どんな経緯でこのデザインが考案されたのでしょうか。自分のためだけにこのデスクを作らせたダベンポート大佐。どんな人物だったのでしょうか。
私はこのデスクを見た時日本の船箪笥を思い出しました。コンパクトで厚い無垢板のしっかりした作り、そして上質な飾りや頑丈な錠前のあの江戸時代の船箪笥です。このデスクも船の中で使われたのでは?と思ったのです。

そして、昨日娘との電話の中でそんな話をしてみましたら、なんと
「あ、このタイプのデスクドイツでも見たよ。ドイツでは【イギリス式海軍デスク】と呼んでるよ」
と言うのです。なんと、そのままズバリ呼び名になっていたんです!合理的なドイツ人が付けたなんともわかりやすい名前!では、【ダベンポートデスク】はイギリス人が付けた名前でしょうか。云われを聞いた私たち日本人が付けた名前なのでしょうか。
あれこれ想像をめぐらす楽しいデスクであることには変わりありません。

プチ リフォームしました!

 築23年、この冬で24年を迎える我が家ですが、まだリフォームらしいことは何もしていないのです。
その間、庭の様子はずいぶん変わってきましたし、数年前には庭師さんに和の庭を」ずいぶん手直しして頂き、和の庭と芝のあるイングリッシュガーデン(?)の境目の生垣を外して一体感のある空間に替えて頂きました。

そして、いよいよ家のリフォームを!とはならないのが我が家です。主人に頼んで「プチ・リフォーム」をしてもらいました。大きな窓が3カ所もあるリビングダイニングの掃き出しの窓を壁にしてもらったのです。

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3年ほど前に主人と二人でリビングダイニングの壁のクロスを珪藻土に替えた時の達成感は結構なものでしたし、その時にウィスキーの樽に使用されたオークの板材で貼ってもらった腰板がとても気に入ってます。
大工仕事は主人にお願いして「壁紙は私が貼る」と豪語していましたが、のり付けや柄合わせ、おまけに貼る時の手際など結局2人3脚で「ああだこうだ」と言いながら貼りあげました。

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腰板がつながった事で、カーテンは残したのですが違和感はあまりないかな、と思っています。
壁紙は私の好きなウィリアムモリスで、と決めていましたが、いざ選ぶとなると難しいですね。結局、「ピンパーネル(るりはこべ)」に決めました。
いつも椅子に張ってもらっているモリス生地はカーテン生地のとてもしっかりした生地です。この壁紙が届いたときは、かなりがっかりしました。「こんなペラペラの紙で大丈夫かな」と。でも壁に貼ったら、何とか雰囲気が出ました。

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何か始めると必ず参加してくるねこのミーシャが早速登場です!それならと、たまには写真に入れてあげようとしたら、このごとくです。
壁の張り替え、ましてや「窓を壁に」とはなかなかいかないかもしれませんが、少しだけ家具の配置を変えたりするだけで、空間は思った以上にリフレッシュします。どうぞ「プチ・リフォーム」やってみて下さい。

今週いっぱい初夏のアンティークフェアもやってます。
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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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