バナナベッドを頂きました。
ところが、3日目あたりから、いつものように、いえ、いつも以上に悪戯はするし、夜泣きして何度もベランダに出たり入ったり。元気過ぎるミーシャに私も主人も腹を立てていました。
「リリーは静かでいい子だったね。」と。
そんな日が続いて、昨日、久しぶりにお店に来てくれた友人のキー子さんから
「はい、ミーシャにあげて」
と、バナナベッドを頂きました。お家のワンコちゃんに買ったものの、その元気なヨーキーのライチ君は
「入れてもすぐに出てきて使わないから。」
ということで、早速閉店後自宅に持ち帰りました。

すぐにミーシャが寄ってきて、匂いを嗅いだり遠くからぴょんと飛びついたりの挙句に、こうなりました。
「あーあ、ふんずけちゃったね!」

でも、暫くしたらこうなって、

最後は、墜落気味に眠り込んでしまいました。
リリーを亡くした気持ちの落ち込みと、元気なミーシャの様子が折り合わないで、知らず知らずイライラしていたようです。バナナベッドの明るい色と形と、そこに眠るミーシャの姿が面白く、自然に笑顔になっていました。
グッドタイミングで、「はい!ミーシャに。」と持って来てくれてありがとう。
ミーシャに、と言ってくれたのは、お嬢さんのSちゃんです。
ラインで感謝の言葉を伝えてもらったら
「ありがたいね。」ですって!
「ありがたいね」の言葉。実はこの頃ドイツの娘も、よく使うのです。
「みんなに喜んでもらえて、ありがたいね。」
「ブログ、皆さん読んでくれてる。ありがたいね。」と。
Sちゃんもうちの娘も同じ年頃です。彼女たちが「ありがたいね」と自然に、普通に使っていてくれる事、周りの人や事象に感謝の言葉が自然に出てくれる事に、とても嬉しくて「日本の女の子は大丈夫!」と、ちょっと誇らしい気持ちにもなったりしました。
二人は声をそろえて
「もう女の子じゃないから。」と言いそうですけど。
このブログを今まで「ドイツ便り」としていましたが、これから「クレマチス便り」とさせて頂きます。
そして、娘が始めた「パパとママの物語・ドイツ便り」が「ドイツ便り」として独立したブログになりました。
娘は、ちゃちゃっと文章を書いてしまうので、すぐに更新するでしょう。どうぞ、読んで頂きたいと思います。私はというと、のんびりマイペースで更新させて頂きます。
これからも、お付き合い宜しくお願い致します。