カボチャだらけ!

ドイツの秋はカボチャの季節です。日本でも、今がカボチャの旬なのではないでしょうか?ドイツでは、この季節になると、街の至る所でカボチャの飾りが見られます。お店のショウウインドウ、スーパー、ホームセンター、そして、それぞれの家庭のインテリアとして!ドイツのカボチャは種類が豊富で、すっかり熟れて食卓に上るまで、部屋のインテリアとして家族に季節の香りを届けます。

わたしもカボチャのお部屋飾りが欲しい!!と、クリスに言ってみると、「それだったら、近所にすごくいい場所があるから行ってみよう!」と誘われ、二人で牧場の脇の道を自転車で10分ほど走ると、そこは採れたてカボチャを即売してくれる農場。

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広大な敷地にゴロゴロと無造作に並べられたかぼちゃがいっぱい!誰でも自由に入れるので、通りすがりの人が車や自転車を止めて立ち寄っては、思い思いに散策がてら品定めしています。

この荷台にゴロゴロ乗っているカボチャたち、日本のカボチャに比べてかなり大きく、色も違いますが、ドイツで売られている代表的な品種の一つであり、なんと日本原産の品種ということになっています。その名も「Hokkaido(北海道)」!(手前の大きいの二つは別の品種です)

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そして、こちらの写真手前に写っているパステルグリーンっぽいカボチャ、これも「Blue-kuri(青栗)」と言われ、ドイツ人曰く「日本のカボチャ」。
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なんでも、これらの品種は明治時代に北海道に招かれたアメリカの農学者が、日本の農家と一緒に開発した甘みのある品種であり、「栗みたいに甘い!」と日本人が言ったことから「kuri」の名前が付いたそうです。それがヨーロッパに輸入され、人気の品種の一つとなったとか。

他にも、本当にありとあらゆる品種が並び、こんなにいろいろな種類のカボチャを一度に見るなんて、正直、初めてです。
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そして、こちらは食用ではなく、純粋に飾り用の小さなカボチャたち。お値段は、一個何十セントと、百円にも満たないのですが、まとめて買うとさらにお得になります。
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ちなみに、この農場即売会には売り子さんはいません。売り場の脇の小さな小屋に、集金箱と「皆さんの良心を信頼しています!」という張り紙があるだけのセルフサービス。それでも、みんなしっかりお金を計算し、集金箱の中に入れて行きます。中には「お釣りはいらないや!」とお札を突っ込んでいく人もいます。クリスが言うには、「たぶん、みんながみんな正直なわけではないと思うけど、ドイツには今でもこういう光景がよくある。」のだそうです。ドイツの農家は基本的には裕福なところが多いそうなので、そういう心のゆとりも生まれるのかもしれませんね。

さて、家に帰って、さっそく買ったカボチャを並べてみました。

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樅の枝のリースはクリスのお手製。本来はクリスマスの飾りなんですが、わたしのアイディア(というかワガママ)でカボチャの飾り台になってしまいました。中央で光っているのは、オランダで買ってきたカボチャのろうそくです。これで今日からいつでも友達を家に呼べますね!

テーマ : ドイツ生活
ジャンル : 海外情報

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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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