ドイツのサラリーマン

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クリスの職場はベルリンの銀座みたいな場所にある大きな銀行です。
テレビで有名なあんな人やこんな人も、時々普通にお金をおろしに来る楽しい職場だそうです。

ある日、残業をしていたら、上司に「何をやっているんだ、早く家に帰りなさい!」と怒られたそうです。
「でも、明日までに片付けないといけない仕事なので…」と言うと、「そんなの、明日やればいい。」と一蹴。
これが有名な「欧米人は残業しない」というやつでしょうか。
でも、ドイツの銀行や官庁の仕事が遅いのはこのせいかもしれませんね。

残業しなかった分、早く帰って来て何をするかと言うと…奥さんのために家でのんびり料理をしたり、奥さん+犬とレストランのオープンテラスで食事をしたり…あれ?奥さん何してるの(笑)。

もちろん、奥さんも時々、いや、よく、料理してますよ!最近は、日本で買ってプレゼントした弁当箱を使いこなすための修行に日々励んでいます。これぞ、日本の愛妻弁当!と言うにはまだ程遠いですが、クリスの同僚たちは日本人妻の「愛妻手抜き弁当」に興味津々。ドイツには、弁当箱なんてものはなく、もちろん、奥さんが旦那さんのお弁当を毎日作るなんて習慣はありません。昼食は外で買うか、家で自分でパンにハムなどを挟んだものを作ってタッパーに入れて持参するか、または職場で注文するのが普通です。ちなみに、クリスの職場では、近くのアジアレストランで昼食にみそ汁を注文することもよくあるそうです。

クリスは今年中にまだ三週間くらい休暇を取らないといけないことになっているので、冬にまた一緒に日本に行こうかな…と思っています。ドイツは日本よりも祝日が少ないので、日本のゴールデンウィークのような大型連休はありませんが、その代わり、最低27日以上の休暇を取ることが義務付けられています。ドイツのテレビで、従業員に事実上二週間ぐらいしか休暇を与えていなかった「ブラック企業」が摘発される映像を見ましたが、「休暇の義務」はかなり厳しくコントロールされているようです。

残業はしない、長期休暇は遠慮なくどーんと取るのが当たり前…なドイツについて、ある日系企業の社長さんが「この国では資本主義がマトモに機能しない。」と嘆いていましたが、クリスをはじめ、奥さんべったりなドイツ人たちを見ていると、この人たちを家庭から引っ張り出すのは至難の業のように思われます。でも、その分、仕事の後に奥さんと毎日バーやレストランでデートしたり、長い休暇に奥さんと一緒に豪華客船の旅に出たり、車でのんびり旅行するために結構奮発して良い車を買ったりしているようなので、それなりに経済は回っているのではないでしょうか。

何よりも、奥さんとしては、旦那がいそいそ早めに家に帰って来てくれる方が嬉しいです。

テーマ : ドイツ生活
ジャンル : 海外情報

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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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