ベネチアの謝肉祭

ママのお雛祭りフェアは大成功で何よりです!ママの着物姿を写真で見ましたが、あれ?わたし?って思っちゃいました。なつかしいわたしのお雛様や結婚式で着た打掛をお店に飾ってくれて、ありがとう!

さて、日本ではこの時期は節分やお雛祭りの季節ですが、ここ、ヨーロッパでは謝肉祭、カーニバルの季節です。カーニバルとは、元々春の到来を喜ぶ祭りだったものが、キリスト教に取り入れられたのが始まりだと言われています。

ヨーロッパでカーニバルと言えば、仮装と仮面。

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仮装して仮面を被るのは、お互いが誰だかわからなくするため。何故ならカーニバルとは、思いっきり羽目を外して騒ぐことだから。

最も有名なヨーロッパのカーニバルの一つが、ベネチアのカーニバルではないでしょうか。

ピアノを習いはじめたばかりの子供の頃、「ベニスの謝肉祭」という子供用練習曲を弾いた覚えがあります。その楽譜には、こんな挿絵が載っていました。

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以来、いつか見てみたかったベネチアのカーニバル。今回、クリスの去年の分の有給が残っていたので、思いたって、カーニバル真っ最中のベネチアへ、行ってきました!

ベネチアへは、ベルリンから飛行機でたったの一時間。名古屋から京都に新幹線で行くような感覚です。

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眼下に広がるのはアルプス山脈。これを越えれば…イタリアです!
ヨーロッパって、アルプスの北か南かで気候がまったく違うのですが、ベネチアの気候はどんなでしょうか、楽しみです。え?ドイツ?相変わらず、氷点下で雪が降っていますよ!

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ベネチア湾が見えてきました。
最近イタリア史にはまっているママが言っていましたが、ベネチアって、元々ゲルマン民族に追われ、干潟に追い詰められた住人たちが築いた天然の要塞都市が起源なのだとか。こうして見ると、本当にこれ以上逃げられそうにない海の上に、忽然と浮かぶ城砦都市だということがわかります。

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さて、かつての敵、ゲルマン民族を満載したエアーベルリン機がマルコ・ポーロ空港に着陸しますよ!

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気温は約13度。ドイツに比べたら、ぽかぽか陽気です。
今回わたしたちが宿を取ったのは、ベネチア本島から水上バスで30分ほどのところにある、砂浜の美しいリド島です。ドイツ系のリゾートホテルやプライベートビーチが連なり、夏の賑やかさが想像できます。そして、これはルキノ・ヴィスコンティ監督の「ベニスに死す」の砂浜ではないかと思っているのですが…。ちなみに、並んでいるのは今回のわたしたちの荷物です。

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それでは早速、船でベネチア本島へ!

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ベネチアの謝肉祭と言えば、これですよ!

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こちらは童話の「鉛の兵隊」でしょうか。

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こちらは仮装ではなく、ホンモノの軍人さんたちだと思うのですが…あら、イケメン!と思ってジロジロ見ていたら、目が合ってしまい…!にっこり笑ってウィンクされてしまいました。さすがイタリアーノ!

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軍人さんも、仮装の人々とちゃっかり記念撮影。

「イタリア人って、なんて優しくて紳士なの!」と、ベネチアーノにちやほやされて上機嫌のわたしの横で、「イタリア人て感じ悪いな!一緒に歩いていてもお構いなしで人の妻にウィンクしたり投げキスしたり、なんなんだ!」と徐々に不機嫌になるクリス(笑)。

でも、そんな彼も、今回は地元の人と心温まる交流ができたようです。
それは、仮面職人のこのお兄さん。

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「他の店では18ユーロで売っている仮面を、なんでここでは60ユーロで売っているんだ?」と、ドイツ人らしく直球で変な質問をぶつけたクリスに対して「よい質問をしてくれた!」と、特別に材料や製作過程を見せてくれ、産地・製法・材質によって値段がどのように決まるのか、ベネチア伝統の仮面職人の世界を垣間見せてくれました。

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実は、今では銀行マンのクリスもかつてはドイツの家具職人。職人同士、お互いドイツ語訛りとイタリア語訛りの変な英語にもかかわらず、すっかり意気投合。「男同士で盛り上がってごめん!」と、お互いの無口な奥さんも紹介し合い(こういうところがヨーロピアンだなぁと思ったり。。)すっかり仲良くなりました。
「ブログに載せていいですか?」と聞くと、「もちろん!」とこの写真を撮らせてくれました。

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「ベネチアのブログを書いたら是非見たいから、アドレスを送ってね!」と言われたので、「日本語ですよ?」と言うと、「いいよいいよ、写真が見られるだけで。うちのホームページもイタリア語だから!」
ちなみにこちらが、彼のホームページ。

http://artistadellabarbaria.jimdo.com/

「夏に今度はわたしの両親も一緒にベネチアに来るので、その時にもう一度会いましょう!」約束。
別れ際に「神のご加護を!」と言ってくれたのがとても嬉しかったです。

そしてこちらが、彼の作ってくれた仮面です。

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束の間の休暇でしたが、夢のようなひと時を過ごすことができました。

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クリスと一緒にゴンドラに揺られながらアドリア海に沈む夕陽を眺める幸せなひと時。

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次は、ママたちと一緒に夏のベストシーズンに戻ってきますよ!

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 海外情報

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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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