夏の南欧家族旅行~トスカーナ編

ママのヴェネチアの記事、わたしもうれしく読みました。ママの言う通り、弟とクリスがとても仲が良く、見ているこちらも癒されます。
さて、次の目的地はフィレンツェです。

CIMG5004_convert_20130801012759.jpg

ヴェネチア空港でレンタルしたランチアデルタで向かいましたが…ここでクリスがやらかしました(笑)。最初はまともな車道を走っていたのに、途中からどんどん山道に入って行き、そのうち前も見えないほどの急なヘアピンカーブばかりの山岳地帯に迷い込んでしまいました。おまけに、律儀に制限速度きっかりに走るわたしたちの後ろから地元のイタリア人が大声で怒鳴りながらジェットコースター並みのヘアピンカーブの坂道をすごいスピードで次々追い抜いて行きます。その度に「シャイスイタリエーナー(クソッタレのイタリア野郎め)!」とか言っているクリス←

「フィレンツェ」の看板を幾つも無視してひたすら案内を続けるカーナビと、ひたすらそのカーナビに従って山奥に入り続けるクリスに「そのナビおかしいよ!」と指摘すると、「アウトバーンを通るよりも一般道を通る方がいろいろ景色を楽しめると思ったから、ナビからアウトバーン経路を排除したんだ」なんて言うではありませんか!「あのねー、ドイツじゃないんだから、アウトバーン通らなかったらめちゃめちゃな田舎道に入っていくの、当たり前でしょ!それにヴェネチアとフィレンツェの間に山岳地帯があるの、地図で見なかったの?」それでもひたすらカーナビに従い続けるクリスwこれだからドイツ人は←

CIMG5013_convert_20130801012936.jpg

結局、午前中に出発して、夕方になってやっとフィレンツェに到着。たぶんわたしたち、これまでに北からフィレンツェに侵攻したあらゆる軍隊と同じルート通ったんじゃないかなぁと思われるほど過酷な山道の後、ようやく街らしきものが見えてきた時はほっとしました。まぁ、フィレンツェが山岳地帯に守られた天然の要塞だったということがこれでよーくわかりました。

そしてこちらが、苦労してたどり着いたフィレンツェのホテルの部屋。

CIMG5001_convert_20130801012623.jpg

ママたちの部屋はスイートだったのですが、室内に二つも階段があり、バスルームも二つあり、無駄に広いつくりだったので、夜はほぼ毎日家族全員この部屋に集まってワイン飲みながらトランプしてました←

フィレンツェは二度目でしたが、ハイシーズンなので観光客でごった返していることを想像していた割りに空いている印象を受けました。ちなみにこの街が今回の旅行で最大の修羅場となります。それが、あのルネサンスの巨匠祭りで有名なウフィチ美術館ですよ。とにかく、でかくて広い!!クリスが予め予約していたので待ち時間なしで入れたのですが、入ったが最後、まるで迷宮。午前に入館して夕方に出てきた時には全員疲労困憊で、買い物どころではありませんでした。

以前来た時はそんなに広い印象を受けなかったのですが…あの時は学校の研修旅行で、主要作品だけさーっと見せられてさっさと出てきただけだったのかも知れません…今思えば。ちなみに、誰の作品だったか忘れましたが、人の死体が腐っていく様子をリアルに現した彫刻があり、正直感動しました。(すみません、ホラーファンなんです。)

さて、次の目的地はこちら…

CIMG5017_convert_20130801013115.jpg

シエナです。特に目立った観光名所があるわけではないけれど、独特の坂に囲まれた旧市街と、徒歩で回れる小ささと、「これぞトスカーナ!!」というイメージにぴったりの美しい町並みが素敵な街です。

CIMG5018_convert_20130801013241.jpg

先回来た時は学校の研修で、この教会が訪問の主な目的だったのですが…今回は旧市街で買い物三昧!トスカーナ地方は皮革製品の産地なので、上質の革製品が選びたい放題!靴や水着の他、クリスのビジネスバッグとわたしのお財布もゲットしました。お財布は、パスポートからカード・現金・航空チケットまで全て収納できるタイプのもの。パスポートを常時携帯していないといけない海外在住にはありがたいアイテムです。しかもお札収納部分が三つもあって、異なる通貨の紙幣を分けて入れられるタイプ。円とユーロを分けて仕舞えるんです。クリスのビジネスバッグも一目でイタリア製と分かる超美品。ベルリンでひったくられて以来、あの人、スーパーのエコバッグで銀行通ってたのだから、そろそろちゃんとしたモノを持つ時期じゃないかと思うのですよ。そして、今度こそひったくられないでね!

CIMG5024_convert_20130801024539.jpg

ちなみに、この街で、夜、クリスと弟と三人で飲みに出かけた時に事件が発生しました。
旧市街のレストランのオープン席での出来事。わたしたち(ドイツ人一人、日本人二人)の後ろの席にはフランス人の40代くらいのカップルが座っていて、その隣には同じく40代くらいのイタリア人カップル。更にその後ろの席には20~30代くらいのドイツ人の小グループ(男女)が座っていました。が、フランス人が葉巻を吸い始めたのに突然怒り出したドイツ人が、「やい、フランス野郎!てめぇの葉巻が臭うんだよ!迷惑だからやめろ!」と怒鳴り始め、それにキレたフランス人(男)が立ち上がってドイツ人につかみ掛かったところをイタリア人が止めに入り、周囲は騒然。

店内にいたイタリア人のウェイターと支配人も飛び出してきて、ドイツ人とフランス人を引き離すも、ドイツ人グループの他のメンバーがフランス人カップルをビデオに撮り始め「所かまわず葉巻を吸う迷惑フランス野郎!ユーチューブに乗せてやる。」と言い出したため、怒り心頭のフランス人が再びドイツ人に殴りかかり、それを止めようとしたイタリア人がテーブルに押し倒されてしまいました。結局、イタリア人のレストラン支配人が事情を聞き、「ドイツ人の方が悪い!」ということになったため、このドイツ人グループが店を追い払われることに。怒ったドイツ人たちが「なんていう店だ!ネットに英語で悪口を書きまくってやる!」と言うと、驚いたことにイタリア人支配人が流暢なドイツ語で「お前たちドイツ人が落ちぶれたのは知っていたが、そこまでだったとは知らなんだ。さっさと出て行け!」とばっさり。

この一部始終を見ていたクリスは「まったく、ああいう連中のせいで益々ドイツ人が嫌われるんだ。」その後、会計を直接支配人に渡しながら「あなたのドイツ語は素晴らしかった。言っていることも残念ながら正しい。」とクリスが言うと、イタリア人の支配人も「あんな言い方をして悪かった。ドイツ人がみんなあんな風だとは思っていないが、あの時はああ言わずにはいられなかった」と苦笑い。それにしても、ヨーロッパ人、相変わらず仲悪いなぁ。。

さて、次の目的地は、斜塔で有名なピサ。

IMGP4483_convert_20130801014411.jpg

ピサって斜塔以外何もないよ~とよく人から言われるのですが、確かに、観光客として行ったイメージはそんな感じでしょうか。。でも、斜塔を見に行った後で買い物に行った商店街は素敵でした。

IMGP4491_convert_20130801014626.jpg

ピサの街の歴史についてはわたしよりもママの方が詳しいと思うのですが、ピサも昔は地中海貿易で栄えた海洋国家だったそうです。でも、地中海貿易の衰えとともに衰退し、港も土砂で埋まってしまったのだとか。現在はトスカーナ地方の重要な空の玄関口となっている空港があります。わたしたちも、ピサに寄ったのはこの空港から次の目的地、スペイン行きの飛行機に乗るためです。

IMGP4480_convert_20130801012422.jpg

ちなみに、斜塔周辺の観光客でごった返している辺りでの出来事。観光地ではお決まりの商店の客引きが、わたしたち日本人観光客に五月蝿く絡んできたので、クリスが後ろからぬっと現れ、「ヤーヤー、ピッツァ、パースタ、ラザーニア、マンマミーア、ポルカミセーリア、バースタ、フィニート!OK?」とイタリア語の真似をして逆に客引きをからかいはじめました。すると、哀れな客引きは涙目になって引き下がってしまいました…さすがドイツ人wwwて、だめでしょう!!「そーゆーことするからドイツ人が益々嫌われるんじゃない!」と言ってやると、「ごめん、どうしても我慢できなかったんだ。」クリス。やれやれ!

さて、次は最終目的地のスペイン・アンダルシア地方です!

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 海外情報

sidetitleプロフィールsidetitle

クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleQRコードsidetitle
QRコード