春の庭・春のクレマチス

強い風雨が繰り返されてのち、ようやく春らしい陽気が続くようにになりました。
昨年から、極力庭の植物に水やりをしないで育てようと決めました。なので我が家の庭の植物たちは春の成長時期が遅くなったように思います。小さな鉢植えの植物の水やりを全く止めるのは忍び難く、この夏は思案のしどころなんです。
ここ数年の夏の日差しは大変厳しく、鉢植えのものだけはやはり時々水やりしなくてはいけないかと思いますが、
趣味のガーデニングに水をどんどん使うのが気になっていたのと、水やりの労力が実際に大変になってきたのが本音というところです。

今年もクレマチスの花が咲き始めてくれました。

冬の時期に枯れたように細い茎だけで冷たい風や雪に耐えて、またこうしてめぐってきた春の暖かい日差しに向かってぐんぐん伸びていく。「植物ってすごいなぁ」と毎年のことながら、その生命力に感心させられます。

通路の枕木の下、日陰で雨もあまり当たらない場所に植えたスズランもようやく伸びだしました。今年は花の付きが悪いです。


植え込みが遅かったチューリップ、水もやらないまま春を迎えて中々芽が出ず、その後も葉が伸びず、花も付かない日が続き、ようやく咲きました。ところが、「あらあら、こんな色のチューリップの球根買ったかな」と思うほど、思っていた花色・ラベルに貼られていた色とはかなり違う淡い黄色の花が咲きました。茎も細く風に揺れている様子はチューリップらしくなく、はかなげです。