もう一度春の庭、そして初夏へ

4月末から5月初旬へ、気候は目まぐるしく変わり、庭も毎日変化しています。
手入れの悪い我が家の庭でも、小ぶりながら薔薇たちが咲きだしました。

同じ市内に住む母と知人に庭を見てもらおうと思います。
年々視力が衰えるという友人に見せてあげたいとずっと知人に頼まれていたのですが、毎日変化し、手入れの悪い我が家の植物は花の時期が短くて、「今ならどうぞ」と言える日がないのです。

しばらく楽しませてくれていたクレマチスが強い風雨でダメージがあったこともあり、咲きだした薔薇が盛りを迎えるまでもちそうにないので「今週どうぞ」ということになりました。
背高く伸びだしたカンパニュラはまだ咲きだしてないし、ブルーの濃淡で小さな苗から育てたデルフィニウムは強い風でみな折れてしまい、雨にたたかれてあっけなく今年の花は終わってしまいました。

ガーデニングとインテリア、どちらも似ています。庭の手入れと部屋のしつらえ、家の外と中。全く違うようですが、庭では、毎日変化し雑草が伸びて落ち葉がたまり、花は咲いては枯れてを繰り返す果てしない営みの中で「素敵だな!ここにいるとほっとする。気持ちが安らぐな!」という居心地の良い空間を作りたくて草を取り落ち葉を集めるのです。
部屋の中でも同じ。毎日の暮らしの中でほこりもたまれば、ごみも出ます。新聞や雑誌だって散らかるし、ものが散乱します。それでも「素敵だな、ここにいるとほっとする!」という心安らぐ空間にしたい。
さあ、もう少し草取りしてこようと思います。

ぐんぐん伸びて元気いっぱいのジギタリスの手前では紫陽花のたくさんの小さな花芽が出番を待っています!