ドイツから陸路で行くノルマンディー紀行~モンサンミッシェル編~

モンサンミッシェルと言えば、100年戦争の時のイメージで「中世の海上要塞」だと思っていたんですが、実際見てみると、というか正しくは「登ってみると」、海上要塞というよりは「天空の城」です。こんなに高いとは思ってませんでした。

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では、モンサンミッシェル編、写真中心に行ってみたいと思います。
モンサンミッシェルに行くには、定期的に発着している専用のバスまたは徒歩で干潟に掛かる1,5キロ程の専門の橋を渡らなければなりません。下の写真、画面左下に見えるのがその橋です。

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実はわたしたち、この橋が自家用車禁止だということを知らず、グスタフも一緒に車で悠々とこの橋を最後まで渡り切ってしまいました。フロントガラス一面にモンサンミッシェルの雄姿が映し出された瞬間、膝の上に乗っていたグスタフが目を見張って身を乗り出しました。まるで「西洋の驚異」に心底驚嘆しているかのように、グスタフはしばらくフロントガラスに顔を近づけて目の前の景色に見入っていました。それを見て、連れてきてよかった!と感じました。

…が、モンサンミッシェル入口に着いた途端、係官が飛んできて、フランス語と身振り手振りで「自家用車ダメだから戻って戻って!」と言われ、引き返す羽目に。結局ホテルからモンサンミッシェルまで歩きましたが、海から常に休みなく強風が吹き続け、写真でもわかるかもしれませんが、雨こそ降っていないものの天気はかなり悪く、気温も10度前後と低く、その状況か1,5キロ延々と歩くのは結構きつかったです。

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さて、入口に到着です。
下の写真は城門の中のお土産屋さんやカフェ・レストランが立ち並ぶ街並みですが、この時点ではまだかなり空いています。

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クリスのフランス人の同僚が「モンサンミッシェルに行くなら絶対朝の早い時間がいいよ!昼からはどの季節でも関係なくものすごく混んで身動きできなくなるからね。」と教えてくれたのです。上の写真は朝九時ぐらい。…え?九時じゃ早朝とは言えない?休暇中のわたしたちにとっては十分早朝なのです!

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上り坂になっている土産物屋街をどんどん上ると、ほどなくして本堂に着きます…ってなんか日本の清水寺みたいですね。ホントそんな感じです。

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これに到達するまでまた結構階段を昇ります。

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最終的には目下の景色がこうなります。ここまでくるとまさにもう「天空の城」。因みにこの高さで、足元金網一枚だけで下丸見えの場所が床にあったりと、高所恐怖症の方にはかなり厳しい状況となっております。高所恐怖症のクリスは遠くからわたしの写真を撮るのが精一杯だったようです。

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さて、本来の用途である教会の内部はこんな感じです。食堂や集会場、小さなチャペルから様々な回廊と、中は本当に複雑で、それこそ映画「天空の城ラピュタ」のようです。

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内部の見学を終え、外に出ると、こんな近いところにカモメが!「逃げないで…」と思いながら近づいて写真を撮っていると、なんともう一羽寄ってきました。

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クリスがわたしとこのカモメたちの写真を撮っていたら、後ろから日本人のツアー客の方たちがやって来て、写真の順番を待っていらっしゃるようです。クリスが日本語で「どうぞ。」と言うと、かなり驚かれたようです。ちょうどわたしの両親よりもちょっと年上くらいのご夫婦のようです。クリスが日本語で「一緒に写真撮りたいですか?」と聞くと、驚きながらも笑顔で「お願いします」と言われました。クリスがご夫婦のカメラで何枚か、カモメと一緒の写真を撮ると、とても喜んで頂けました。「日本語本当にお上手ね」と言われ、クリスも大喜び。有名観光地はこんな風に日本人の方と出会える可能性が高いのがいいですね。

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さて、また徐々に石畳の階段を下っていきます。

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モンサンミッシェルに到着したのは9時頃でしたが、このこ頃には12時近くになっていて、かなり人混みが激しくなっていました。クリスのフランス人の同僚が言っていたように、ものすごい人で、気軽に立ち止まったり早足で歩いたりできない程の状態です。しかもイースターでテロを警戒しているのか、警察官まで出動しています。これは早く来ておいてよかった!

そしてこちらはおまけ。

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フランスは現在選挙戦真っただ中。街のいたるところにこのような選挙ポスターが溢れています。モンサンミッシェル内も例外ではありません。左から二番目が、今をときめく極右政党のマリーヌ・ルペンさんです。

さて、この次はお昼ご飯を食べがてら、グスタフも一緒にブルターニュ地方の漁村、サン・マローに行きます。
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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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