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「嫁いで行く家具さん達」5

 この小さめのサイズで、しかし充実した収納部分を持つ可愛いデスクも
もうすぐ嫁いで行きます。

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「建築事務所をしていまして。
事務所をリフォームしたので、何か素敵なものを置きたくて」
と、クレマチスに今夏初めてご来店頂いたお客様です。


「この天板の下にも引き出しがあるのがいいなと思ってます。」
と、サイズも機能も気に入って頂きました。
ただ、この「小さいのに収納部がたくさん」のこのデスクの良さが半面ちょっと困ったことにもなりました。

両側にしっかり袖引き出しがあるにも関わらず横幅を小さく収めてあるので
女性には脚も収まり都合の良いサイズですが、
しっかり収まってくれる椅子がないのです!
横幅42センチに収まってくれる椅子がありません。


「もう一度奥のお部屋を見せていただいてもいいですか」
「はい、もちろんどうぞ。」
「私もすべて測ってみましたけど。ないんですよ。」と私。
「一つこれは、というサイズの椅子があったようで」とお客様。

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それはグリーンのモケット生地のマホガニーの椅子でした。
お求め頂くデスクのある部屋まで運んで、もう一度見て頂きました。
「本当に。あと少しなのに。ダメですね。」
「この椅子、生地の色も背もたれの彫りとかも好きですけど。」
と、お客様もがっかり。私も改めてがっかりです。


今まで扱った家具のアルバムを一緒に見て頂き、
『高さもあまり低くない、横幅が広くない細くスッキリしたデザインの椅子』
はとても少ない事が改めてわかり、お客様と一緒にがっかりしたのでした。

「でも、このデスクはとても気に入ってますから」
と、お買い上げ頂くことになり、椅子は持ち越しで、しばらくお持ちの椅子で使って頂くことに。

このデスクにぴったり収まる椅子、見つかるといいのですが。

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可愛くてお洒落で、しっかりと機能も持ち合わせたこのデスクが、
これから、毎日忙しくお仕事をされるお客様の毎日をサポートし、
益々お仕事が広がり充実されて行くのを見守っていってくれるのでしょうね。

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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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