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スペイン・アンダルシアドライブ旅行~太陽海岸と白い街編

実は、正月帰省した日本から、ドイツに戻ってくるにあたってこんないきさつがありました…。
わたし:「日本、温かくて居心地がいいし、ドイツ、寒いし暗いし、円高だからアルバイトしたらお金溜まりそうだし、桜が咲くまで日本に居ようかなぁ。。」
クリス:「…ドイツが寒くて暗いから嫌なんだよね?…実は、一月にものすご~く温かいヨーロッパの国に旅行の予約をしているんだけど、飛行機がベルリン発だから、一緒にドイツに来てくれないと行けないよ!」
わたし:「…は!?そんな話聞いてないし!それに、この時期にものすご~く温かいヨーロッパの国なんて、あるの?」
クリス:「太陽の国、スペインだよ!君が前から“アルハンブラ”“アルハンブラ”言ってたから、グラナダのホテルを予約したよ!…君へのプレゼントだよ。だから一月にはヨーロッパにいないとだめだよ。」

何それ!結局魂胆はそこにあったか。。
ということで、クリスと一緒にスペインに行ってきました!
ちなみにクリスマスと年末年始に休暇を取って日本に来ていたクリス。それから一カ月も経たないうちにスペイン旅行なんて、一体どういう神経してるんだ?…と思われるかもしれませんが、ドイツには有給休暇が6週間あるのです。しかも、彼の場合は2月末までに消化しないといけない去年の有給が、まだまだ残っているのです(汗)
…だって、ドイツの冬、こんなんなんですよ!

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定期的に休暇で温かい所に行かないと、精神的にかなり来ます。ホントです。

ちなみに、わたしがアルハンブラ、アルハンブラ言っていたのは、元はと言えばママが行きたいと言っていたから調べていたわけで…。結局わたしが先に行くことにってしまって、ごめんね、ママ。

では…極寒のドイツから、南欧の楽園へ…

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ピレネー山脈を越えると、そこはスペインのあるイベリア半島。ヨーロッパの気候は、二つの山脈(アルプス山脈・ピレネー山脈)より北か、南かによってガラッと変わるそうですが、実は、クリスもわたしも、ピレネー以南には行ったことがありません。
…が、ベルリンを飛び立って以来、ずっと大地を覆っていた灰色の分厚い雲が、このピレネー山脈を越えた途端、突然晴れたではありませんか。…そして…

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出ました、コスタ・デル・ソル(太陽海岸)!
雲一つない真っ青な空と海!ドイツ人の言う「ピレネーを越えると、そこは楽園」というのは本当でした!これはテンション上がります。飛行機は、このままぐんぐん高度を下げ、太陽海岸の街、マラガに着陸。
わたしたちは、マラガで車を借り、早速コスタ・デル・ソルの海沿いをドライブ!

…今回の旅行、わたしのアルハンブラ宮殿の他の、もう一つのテーマはクリスのドライブ。コスタ・デル・ソル沿岸道と、シエラネバダ山脈の山道をドライブしたい…というものです。

さて、車窓から見える街並みはこんな感じ…。
どの家も、壁が真っ白です。これはスペインの暑い地方にある街の特徴で、クリスの高校の時のスペイン語の教科書によれば、壁を白くすることによって熱を逃がしやすくなり、家の中を涼しく保てるのだとか。

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確かに、真冬の一月で、コートもセーターもいらないほど温かいのだから、夏はかなり暑くなるのだと思われます。…わたしたちも、これほど温かいとは正直思っていなかったので、ドイツから持ってきたコートやマフラーが暑くて仕方ありません。去年のクリスマスに沖縄に行ったのですが、体感温度はその沖縄よりも温かいです。

そして、車を止めて海岸に出てみれば…

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泳ごうと思えば泳げる勢いです(さすがに泳いでいる人はいませんでしたが)。…もう一度、念のために、これ、真冬の一月です。

車窓に広がる紺碧の海と空、溢れんばかりの太陽、白い美しい家々、たわわに実っている野生のオレンジの木…「スペインに来た!!」と思わず叫びたくなります。…そしてハンドルを握りながら本当に叫んでいるクリス(笑)。北国から来た人間にとっては、ここは本当に楽園のようです。

そして、車は今日のハイライト、スペインで最も美しいと言われる街、フリヒリアーナに入ります。

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コスタ・デル・ソルをはるか眼下に従えた、丘の上の白い街です。
こんな風に、断崖絶壁に建てられた家もあります。

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そして、はるか眼下には海岸線がみえます。

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街の中も、かなり温かいです。
…こんな植物が自生しているくらいなんだもの…

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ところで、クリスは高校の第二外国語がスペイン語だったので、スペイン語が少しわかります。その彼によれば、この街の至る所に「売家」「空き住居あります」の看板が立っていたのだそう。しかも、どれもヨーロッパの不動産としてはお得なお値段…え?そんなこと言われたら、本当に移住したくなっちゃうじゃないですか!実は、噂によれば、このフリヒリアーナ、住民の半数はドイツやイギリスから移住してきた人たちなのだとか。確かに、街を歩いていても、ドイツ語や英語はよく聞くけど、そういえば、スペイン語は??
ドイツでは、早期退職してスペインの温かいリゾートに移住する、というのが、憧れの老後の過ごし方の一つなのだと聞いたことがあります。そういえば、マラガ郊外の海岸線沿いにも、「ドイツ人地区」とでも言うべき、ドイツ資本の建売住宅が立ち並んでいる地域がたくさんありました。…というようなことを考えていたら、横のクリスが「…ここ、本気で移住したいね。真剣に考えてみる?」だって。まさに以心伝心!(笑)…でも、だいぶ先のことになりそうですね。

さて、このフリヒリアーナでたまたまお腹がすいたのでぶらりと立ち寄ったレストランが絶品でした!
特にこの鶏のレバー。

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その他の料理も驚くほど美味しくて、再び「スペインに来た!」と叫びたくなりました。

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ヨーロッパで、こんなに美味しいものを食べられるなんて夢にも思いませんでした←

お腹もいっぱいになったので、次の目的地、「ヨーロッパのバルコニー(Balcon de Europa)」という絶景岬のあるネルハを目指します。と言っても、フリヒリアーナとネルハは目と鼻の先。フリヒリアーナのある丘を下りると、そこはネルハです。実は、フリヒリアーナに向かう途中で一度ネルハを通り過ぎています。

途中、クリスが突然路肩に車を停めるので、どうしたのかと思えば、「ローマの水道橋がある!」

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なんと、ネルハの街中に古代ローマの遺物が…
ちなみに、この水道橋の向かいの風景はこんな感じ…

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「ヨーロッパのバルコニー」岬までは車で行けないので、街中に車を停めて、市街地を歩きながら海を目指します。

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ネルハの街並みはこんな感じ…

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やっぱり、白いです。
そして、海に出ると…

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「ヨーロッパのバルコニー」に沈む圧巻の夕陽が!
これはもう、カップルがキスするために用意された舞台のようなものですよ。
「…わたしたち、もう、これ、ハネムーンでいいよね?(笑)」
「タイタニック」のサウンドトラックとかが背景に聞こえてきそうな雰囲気です。
「ここまで連れてきてくれて、クリス、ありがとう!」
…と、ロマンチックな気分に浸っていると、まるで「こんな夕陽なんて、毎日見てりゃ珍しくもなんともないよ。」とでも言いたげな地元のシニョーレスたちが…。

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この猫たち、絶対わたしよりも楽な人生送ってますよ!

さて、陽も落ちてしまったし、ホテルのあるグラナダへ向かいます。途中、夕闇に沈む白い街の灯りと、夕陽の残り陽をたたえるコスタ・デル・ソルの海とが織りなす、夢のような風景を車窓から楽しむことができました。

(グラナダ編へ続く)

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 海外情報

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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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