イースター休暇ポーランド旅行~到着編
ポーランドの景色って、不思議です。典型的な東ヨーロッパの田舎の風景…のはずなのに、何故か「ここが日本だ」と言われたらあっさり信じてしまえそうなほど親近感が湧いてくる…とわたしは思っていたのですが、運転席のクリスはこんなことを言うのです。「なんだか故郷の西ドイツの風景にそっくりで、ここがドイツだって言われたら信じちゃいそう。」…つまり、誰が見てもどこか自分の故郷と重なるような、なつかしい風景なのです。
さて、ホテルにチェックイン早々、地元のレストランでポーランド郷土料理を初体験です。
![CIMG3239_convert_20120418171645[1]](https://blog-imgs-45-origin.fc2.com/a/n/t/antiqueclematis/20120418171848c72.jpg)
こちらは鴨肉。ポーランドのお料理は、一品ずつ別々のお皿に盛りつけられて出てくるようで、お肉を注文すれば、お肉だけが出てきます。なので、サラダやポテトなどの添え物を別々に注文する必要があります。ドイツ料理同様、色が少ないので日本人の目にはイマイチのように写るかもしれませんが、これがまたドイツ料理同様見た目によらず美味なのです。
ここはポーランドの伝統料理を出す地元色の強いお店なのですが、民族衣装のウエイトレスさんがびっくりするほど綺麗なのです!丸顔、黒髪の典型的ポーランド美人です。
さてさて、「丸顔・黒髪」はまさしくクリスのストライクゾーン。クリスに言わせれば、面長で金髪のドイツ人は自分も含めて「さっぱりダメ」なんだとか。久々に好みのタイプのお姉さんを見て、わたしと出会った頃のことを思い出したらしく、ポーランド特産の地ビールや蜂蜜ウォッカの効用もあってかいつもよりも「情熱的に」エスコートしてくれるクリス。わたしもすっかり上機嫌。
明日は今回の旅の目的の一つでもある、アウシュビッツが待ち受けていますが…なんだかすっかり観光気分になってしまいました。
「アウシュビッツ編」に続きます。