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ドイツの独身男性は肩身が狭い?

久々にドイツから更新です!ドイツ便りっていうタイトルなのに、久々でごめんなさい^^;

12月、クリスマスシーズンたけなわのドイツですが、恒例のクリスマス市で賑わう市庁舎広場の前で、こんな珍しいサンタを見つけました。

サンタ

この壊れた箒を手にしたサンタ姿の若い男性が立っているのは市庁舎正面の扉の前の階段です。彼が何をしているのかというと、市庁舎の階段にぶちまけられたビールの王冠を、壊れた箒で片付けさせられているのです。
でも、これはある「罰ゲーム」なので、そう簡単にはいきません。

PB250150_convert_20091206062024[1]

常にこのように後から後からシャベルで王冠を掬っては散らかし、彼の邪魔をする人がいます。
もとよりクリスマス市で賑わう12月の午後、野次馬はどんどん増えていきます。みんなやいのやいの囃したて、写真を撮ったり動画を撮ったり、ネットにアップロードするやからまでいます←
これは相当恥ずかしい「罰ゲーム」ですね。

PB250144_convert_20091206061657[1]

さて、これが何の「罰ゲーム」なのかというと、30歳になっても結婚できなかった男性の罰ゲームなのです。ドイツでは、男性が30歳になっても結婚していないと、家族や親せき・親しい友人らが市役所に掲示を出し、本人にこの罰ゲームを課すという伝統があるそうです。30歳で未婚なんて、最近では珍しくもないとは思うのですが、この罰ゲームを課されるのは男性だけです。なんでも、この年になるまでプレイボーイを気取り、いろんな女性をもてあそんだ罰なんだとか。この男性も、彼女はこれまでにも何人もいたけれど、30になるまで結婚には至らなかったのだとか。ちなみにこの罰ゲーム、野次馬の中から独身女性が現れ、彼にキスをしてくれるまで続きます。だから本人は罰ゲームの最中、必死で野次馬の中に若い女性を探しては声をかけます。わたしももちろん声をかけられましたよ。「おっ!そこのお若いお嬢さん、哀れな30男にどうかお恵みのキスを!」でも、彼が近づいて跪くと、そばにいた夫のクリスががニヤニヤしながら「俺の妻に何か用か?」周囲の野次馬は大笑い。「ちくしょう!また外れだ!なんで今日は若い既婚者ばっかりなんだ!?」気の毒な独身男の罰ゲームはまだまだ続きます。
ドイツの独身男も楽ではありませんね。

テーマ : ドイツ生活
ジャンル : 海外情報

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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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