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夏の南欧家族旅行~ヴェネチア編

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六月末から約三週間、日本の両親と弟がわたしたちの所に遊びに来ていました。ベルリンの狭いアパートにオトナが五人(そのうち一人はでっかいドイツ人!)で三週間も…というのはちょっと厳しいかもしれないし、折角ヨーロッパくんだりまで来てくれた両親に少しはいい思いをしてもらいたい!ということで、そのうち二週間は南欧旅行に当てました。

読書家の母は、かねてからイタリア史の本を何十冊も読んでいて、そこに度々登場するヴェネチアとフィレンツェをこの目で見たい!とリクエストされていたので、ヴェネチアとフィレンツェ、そしてフィレンツェ周辺のピサとシエナをついでに含め、イタリア四都市、そして、同じく母がイザベル女王の伝記を読んで以来一度は訪れてみたいと言っていたアルハンブラ宮殿をプラスして、グラナダと周辺の「白い街」を含めたスペインを、クリスの運転で車で回る…という計画です。飛行機を使うのは、ベルリン→ヴェネチアとピサ→バルセロナ、そして帰りのマラガ→ベルリンのみ。他は全て車で回ります。

最初の目的地は、ベネチアです!
飛行機で到着し、水上タクシーで本島にあるホテルに向かいます。

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これ、ヴェネチア四度目にしてやっと撮影に成功!ヴェネチア空港名物の、カジノのルーレット版の形をした荷物受け取り場。なんだか地味に有名らしいですね。以前、日本の旅行サイトで「どこの航空会社を利用すればここの荷物受け取り場から荷物をもらえますか?」という質問があったのを思い出しましたが、わたしたちが見たときは、ここから荷物が出てくる予定の三本の便全てがイージージェットでした。イージージェットと言えば、ドイツではいろいろ言われている(笑)格安航空会社です。

今回は家族五人で三泊するので、ホテルではなく、アパートの1フロアーを借りきりました。ヴェネチア四度目にして、ついに本島連泊ですよ!しかもサンマルコ広場のど真ん前。最初の二度は学生旅行だったので日帰り弾丸ツアー(汗)三度目は旦那とオフシーズンに離島のホテルに滞在。そしてついに本島観光地のど真ん中に連泊するまでに出世しました!…まぁ、今回は両親が一緒だった…というのもありますが←

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ちなみにこちらがサンマルコ広場。ナポレオンが、「世界で最も美しい」と称した広場です。

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今回、わたしとクリスの旅のモットーは、「ママたちがやりたいと言うことは全部やる、見たいというものは全部見る!」です。なので、わたしたち二人の旅だったら、たぶんやったり見たりしていない事・物も、全部やり、全部見ました。

例えば、いつもは「並ぶのがめんどくさい」という理由で入ったことのなかったサンマルコ寺院の中にも、しっかり入りましたよ!お陰でこの眺めを見ることができました。

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ちなみに今回、ヴェネチア四度目にして初めてゴンドラに乗りました。ママがずっと憧れていたアドリア海の女王、ヴェネチア。初めてゴンドラに乗る時はママと一緒!…と実は密かに決めていたんです。だから今年の冬の旅行ではまだ乗らなかったの。ごめんね、クリス。次は絶対、二人で乗ろうね!

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こんな狭い水路も、ゴンドラの水夫は巧みに進んでいきます。

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こんな水路、街を普通に歩いていても、見られません。まさにゴンドラの上からしか見られないヴェネチアの姿を改めて知ったような気がします。

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ちなみに今回、移動は全て水上タクシーを使いました。クリスとわたしは、以前の旅では水上バスを使っていたのですが、その時の経験から、「ハイシーズンのすし詰めの水上バスにママたちを乗せるわけにはいかないよ」とクリスが言い出したからです。その通りにして正解でした。夏の水上バスはラッシュ時の東京の地下鉄並み!

値切り上手のクリスが、今回は全く値切りませんでした。運転手さんや水夫さんに気持ちよく案内してもらいたいので。その結果…かどうかは知りませんが、水上タクシーが毎回飛ばしまくりで、観光客をわらわら満載した水上バスを嫌味たっぷりにひゅーんと水しぶきを上げて抜かして行くのです。

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その度に、わたしと同じように目一杯オシャレして、ぎゅう詰めの水上バスに落ちそうになって乗っている北ヨーロッパ人の女の子たちが超妬ましげにじろーっと見てくるわけですよ。
がははははは!!うらやましいだろ~。日本人観光客様のお通りだぞ!そして隣のイケメンは旦那だぞ!

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うらやましいだろ〜!!と思って見返してやりました…
はい、すみません。性格悪いもので。。この点だけはわたしがどうしても母に似なかった点です。

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今回のヴェネチア旅行は、これまでで一番贅沢をした旅行でしたが、それでわかったのが、ヴェネチアはそういう旅にこそふさわしい目的地だったということです。あそこは贅沢をしてこそ本当の良さがわかる観光地のような気がします。オフシーズンに寒さに震えながら閑散とした街をひたすら歩いたり、すし詰めの水上バスでもみくちゃになりながら主要観光スポットを写真に撮っただけで日帰りしたり…そんな観光をしていた時には全く見えなかった、この街のもう一つの顔を見ることができたような気がします。

それは、張りぼてのアトラクションではなく、歴史と伝統ある誇り高い老舗観光地の本気のサービスと、まさに映画でしか見ないような優雅なヴェネチアの姿。

その真骨頂は、夜だと思うのです。

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サンマルコ広場のオープンバーで、クラッシックの生演奏を聞きながらワインを飲んで…ってベタ過ぎますが、やりましたよ!ワインもすごく美味でした。普段あんまりお酒は飲まないんですが、この旅行ではほぼ毎日ワインを飲んでました。この時も、クリスと二人でワイン一瓶あっという間に空けちゃいました(笑)。…そう、この夜は、両親・弟とは別行動。二人で映画のようなロマンチックな夜を満喫しました。

さて、次の目的地はフィレンツェ。トスカーナ編に続きます。

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 海外情報

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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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