私の好きな物

私がまだ子供だった頃、(数十年も前です!良く生きてきたものです!)実家の土間から階段を上がった所に、屋根裏部屋がありました。暗くて低い天井、けっして居心地の良い場所ではないはずの空間ですが、ときどき一人でのぼっては、そこにしまってある・或いは放置してある、普段使わないさまざまなものの包みをほどいて「素敵にきらきらしたガラスの器」を見つけ、並べては、一人楽しんでいました。どこからか差し込む光があって(低い壁に小さな窓があったような気がします。)古いガラスの器に反射するのを眺めて過ごしました。この写真のように素敵な器では勿論有りません。写真は、骨董を扱った雑誌に載っていた大正時代の器です。この雑誌に載っているたくさんの日本の古いガラス食器を見ていて、あのなつかしい子供の頃の記憶が蘇ったのです。(あのきらきらした美しさにやさしい気持ちになった時間が。)たぶんかき氷の器だったと思います。
あの子供のころの「わぁ、きれいだな」という思い出と共にガラスが好きになっていたのかものしれません。


窓辺を素敵に演出してくれるステンドグラスは、なくてはならない暮らしの相棒みたい!

部屋のちょっとした空間にもステンドグラスが入れたくて、キッチンのカウンターにも!主人に頼んではめてもらいました!

古いガラスが好きな私です。クレマチスのお店で使っている日本のガラス職人さんが作った菊の花のすりガラスも大切に使っています。
あの懐かしい古いかき氷の器に似たものにどこかで出会ったら、一つ身近に置きたいと思います。