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夏の再会~スイス→イタリアの旅、アルベンガ・ジェノバ編

スイスで思わぬ高山病にかかったクリスですが、わたしが助手席専門なのでクリスしか車の運転ができない!ということで、かわいそうですが5時間ほど運転してもらって、ようやく地中海に出ました。

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行き当たりばったり辿り着いたアルベンガという海辺の小さな町に、急遽宿を取り、滞在することに。そこのビーチで二、三日ごろごろ過ごしたら、高山病も落ち着いてきたようです。

このアルベンガという町、特に「ザ・観光地」というわけでもなく、単に海辺の町だから地元の人たちが海水浴に訪れている場所といった感じです。国内海水浴客向けのバーやクラブなんかが沢山あり、海岸線一帯にはビーチレストランが軒を連ねています。

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わたしたちもその一つに入ってみました。

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ここで出されたこのツナパスタが一生忘れられないほど美味でした。

実はこの日、サッカーワールドカップの決勝戦、ドイツ対アルゼンチンの日だったのですが、わたしたちがこのレストランで食事をしながらドイツ語でサッカーの話をしていたら、隣のテーブルにいたオランダ人の家族連れのお父さんが話しかけてきました。
「ドイツから来たのか?アルゼンチンをやっつけて俺たちオランダの仇を取ってくれ!ドイツチームは素晴らしいチームだから、きっと俺たちに代わってヨーロッパサッカーの凄さを見せつけてくれるだろう!」
その後、クリスとそのオランダ人のお父さんはドイツ語・英語ごちゃ混ぜの言語でサッカーの話に花を咲かせていましたが、試合の方は、彼らの望み通りの結果となったようですね。

さて、アルベンガ滞在中に近隣の大都市であるジェノバへも足を延ばしてみることに。
ジェノバと言えば、あのヴェネチアのライバルだった港湾都市で、コロンブスが住んでいた街(出生地という説もあり)…という位しか知らなかったのですが、車で入るとこんな風に見えます。

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「ヴェネチアのライバルだったのか。美しさではヴェネチアの圧勝だな。」とクリス。でも、現在の街の規模はヴェネチアよりも大きいようです。

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この大きな門をくぐって旧市街に入ります。

中に入ると、ここが中世からの城塞都市だったということが一目瞭然、わかります。そそり立つような巨大な建物が幾重にも立ち並び、その中はまるで迷宮のよう。

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しかも夏のバカンスシーズンのせいか、街を歩いても地元の人たちはどこにもおらず、まるでキリコの絵の中にでも迷い込んでしまったかのような気分になります。

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ガイドブックも地図もなかったので、この教会の周辺を何度もぐるぐる歩き回ってしまいました。

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誰もいない、中世のまま時間が止まってしまったかのような街を歩き回り、ふと見ると、そそり立つ建物の隙間から海が見えます。あ…まだ一応現在だ。

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こんな感じの似たような小道を歩き回り、やっと街の中心部らしき場所にたどり着きました。

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ここ、フェッラーリ広場というそうです。

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こんな教会も近くにあります。

それにしてもこの街、一人旅だったらちょっと怖かったかもしれません。というのも、別に治安が悪そうだったわけではないのですが、これは現実?非現実?のような誰もいない迷宮のような中世の城塞都市を迷いながら歩くのは日中でもかなり迫力がありました。道を聞こうにも、誰もいません。近くで声がしているから、誰かいるはず!と思って近づいても、やっぱり誰もいません。人の足音、影法師が聞こえたり見えたりしても、やっぱり誰もいません。方角を見ようにも、360度そそり立つ建物に囲まれて、視界は全く開けません。クリスでも不安になったらしく、「あの街にはもう行きたくない」なんて言ってます。

まさにシュールレアリスムな街でした。
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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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