絵画と共に楽しむアンティーク家具

「絵画の下に家具を置きたいけれど、どんな家具がいいかしら」
そんな風にアンティーク家具を探しにいらっしゃる方、多くいらっしゃいます。油絵か水彩画か、リトグラフかそしてそれによって額もいろいろですが、アンティーク家具と絵画は本当に相性が良くて落ち着いた雰囲気を作ってくれます。

リトグラフなら額は細く軽やかなものが多いから、下に来る家具もあまり重厚でがっちりしたものでない方が優しい雰囲気に。

スペースに余裕があれば、細見のキャビネットとサロンチェアでコーディネートしてほっとする空間に。実際にそこで座ることはなくても、「ながめるだけで心がほっと一息つける」そんな場所がお家のどこかにあれば、忙しい毎日にふっと安らぎの時間が持てます。
先日、おしゃれな折畳みテーブルと可愛い椅子をお買い上げ下さったお客様が、「そうそう、今日はこの椅子に座ってなかったわ。と、わざわざ、あの椅子に座りにいくんですよ。パジャマになってからでも。」と嬉しそうに教えて下さいました。でも、それこそアンティーク家具の力ではないでしょうか。忙しい毎日の中で、自分をほっとさせてくれる心安らぐ時間を作ってくれる。いえ、自分を安らげる時間を作るひと手間の時間を作ろうと思わせてくれるのです。
そのお客様のお宅には、あの可愛い椅子とテーブルがきっかけとなり、素敵な御主人と共にソファテーブルなども選んでいただけました。はじけるような明るいお客様の笑顔を見送りながら、私もとても幸せな気持ちでした。

小さなスペースでも、実用を兼ねて細見のビューローでコーディネートされれば、重要な収納スペースとなりますし、パソコンデスクも兼ねたり、ミラーを置けばドレッサーとしても活躍します。