ドイツ・ハイデルベルグのレースやテーブルクロス

長いお休みを頂き、ドイツ・フランス・スイスと回ってきました。
帰国時に10月中旬過ぎというのに、非常に大きい台風が日本列島に接近中という事で、セントレア着の便がでるのか心配しました。フランクフルト空港に送ってもらう車中で、
「今、ニュースで過去にないほど大きい台風が日本に接近中と言ってるよ。ドイツで日本の台風の、しかも実際の被害がある前にニュースになるなんてないことだよ!被害があったというニュースは時々あるけど。大丈夫?」
と娘にも言われましたが、無事に帰ってこられました。
フランスやスイスの写真は娘にまた報告してもらいたいと思います。地名や人名、年号などすぐに忘れてしまう私の説明では余りにも頼りないですから。

この写真は、ハイデルベルク城。バーデン=ヴェルテンベルク州ハイデルベルク市にある城址です。ドイツで最も有名な城址の一つだそうです。ハイデルベルクの象徴的建造物で、ブファルツ選帝侯の居城であったという事です。

以前クリスマス時期に娘たちのところに来て、一度この街には来ていたのですが、ドイツの冬は午後早くに薄暗くなり4時過ぎにここを訪れた時には真っ暗でしたから、城址には足を運んでいませんでした。

この城も選帝侯の城(王ではなく領主の)という事で、最初の美しい街の写真でお分かりでしょうが、急な坂道を上がってから、さらにかなり急な石段をいやというほど登り詰めた高台に作られています。一段一段が非常に高く急なので体力がいるのですが私の前をドイツダックスのグスタフ君(ミニチュアDの我が家のリリーはせいぜい5キロほどですが、グスタフは10キロ超えです!)を片手に抱えてスタスタと楽々登って行くクリス君や娘を思わず呼び止めたほどです!

その後のこの景観なのです。
が、娘から「フランクフルトから日帰りで、行きたい所ない?」と聞かれ、「もう一度ハイデルベルクに行きたいんだけど」と言ったのは、この眺望や、選帝侯の後継戦で破壊された壮大な歴史痕に出会うためだけではないのです。
以前のクリスマスマーケットめぐりで見つけたレース屋さんにもう一度行きたいなとも思ったのです。
アンティークのレースとは違いますが、可愛い刺繍が施されて、お値打ち感もあるあのレースのお店。
今回、狙ったわけではなかったのですが、「本日からクリスマスフェアー」と、勿論ドイツ語ですからどこに書いてあったかも気が付かなかったのですが書いてあったそうです。

色々買ってきました。
猫の柄の手提げバックやラベンダー柄のテーブルランナーなどもあります。
新着家具とともにレースなども是非ぜひ御覧くださいませ。
お待ちしています。