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嫁いで行く家具さん達 6

  只今不定期にお休みをいただきまして、大変ご迷惑をおかけしています
今週は、31日(木)・1日(金)・2日(土)の3日間を営業日とさせて頂きたいと思います。

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 この美しい脚のカーブが特徴的なデスクも、今週嫁いで行きます。

お受け取りに来て頂けるのは、いつもお二人でご来店してくださる
素敵な若いご夫婦です。

初めてご来店下さったのは去年の12月半ば過ぎたころです。
去年の暮れ前、ドイツで暮らす娘夫婦のところでクリスマスを過ごすために
早めの年末のお休みを明日から頂くという日でした。

「テーブルランプを見せて頂きたくて」とお二人でご来店頂きました。
お持ちのドレッサー(横幅がたっぷり広く、マホガニーの素敵なドレッサーでした)
の上でお使いになるということでした。
当初お考えのランプよりお値段が高くはなってしまうけれど、
私は、薔薇のモチーフが施された真鍮のベースが美しい
ミューラーのテーブルランプをおすすめしました。

一番奥のお部屋に飾ってあるランプでしたから、何度も上がったり
下りたりして頂いたかもしれません。
そして「そうですね。この子に決めました。」
と言って頂き、お二人にピッタリのランプに決まって嬉しかったのを
覚えています。

あれから何度もクレマチスにご来店頂き、今回のテーブルのような
カブリオーレの美しい脚のビューローデスクやガラスキャビネットなど
そして、もう一つランプを選んでいただきました。
ご主人が選んでくださった繊細で美しいカップたちが、そのキャビネットに
収まっています。

お部屋に設置したお写真も送って頂き、柔らかい雰囲気の暖かい空気が
流れるお部屋にお二人の雰囲気がピッタリで「やっぱり!」と思ったのです。
「暮らし方は生き方」といつも思うのです。

毎日の暮らしに仲間入りする小物達や家具さん達。
自分の好みや感性にぴたっとくるものを選びたいですし、
いい加減に決めたりしたくないですよね。

勿論、「好きか嫌いか、気に入るかいらないか」は感性の問題ですから、
「最初にいいなと思ったものがやはり自分の暮らしに似合う」
ということはあります。が、家具の場合はサイズも大切ですからちょっと
厄介ですけれど。
クレマチスに来て下さる方は皆さん、丁寧に見て、考えて選んでいらっしゃいます。
それは、取りも直さず「丁寧に暮らしている」ということではないでしょうか。
「自分の暮らしを大切にする」ということですし、「お互いの暮らしを大切にする」
ということではないでしょうか。

今回このテーブルを選んでくださったご夫婦も、先週千葉県から3時間40分
かけてご来店下さって、ドームのランプを選んでくださったご夫婦も、(千葉の
Yさんご夫婦も素敵な若いご夫婦です!)
どちらのご夫婦もアンティークを初めにお好きだったのは奥様のほうみたいです。
その奥様と一緒に足を運んでくださって、ご主人もいつの間にかアンティークが好きに。
そして、どちらのご主人もアンティークの品を見ている奥様を見守るまなざしが優しい
のです。

「お二人がアンティーク家具やアンティーク小物を選んでいらっしゃる時間がすでに
素敵な時間の始まりなのでは」と、私は思います。

そしてその素敵な時間の始まりに立ち会えて、私はいつも「温かなもの」を
頂いています。





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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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