アンティークのカップさん達

このお写真は、いつも「なるほど本当に」と気付かせて頂いたり、
心がほっこり温かくなるような「言葉の花束」を置いていって下さる、
クレマチスのお店のお客様Ⅰさんが
送って下さったものです。
「シェリーちゃんは、何年も前からの私の相棒のように私の魂に馴染み、
すでに紅風貴(私もおすそ分けをいただいた鮮やかなお色の紅茶です。)を
2杯頂きました。」という言葉を添えて!
その日「シェリーさんをお迎えに来ました。」と言って、このシェリーのトリオを
連れ帰って頂いたのです。
「このカップ可愛いよね」と言っていた私の友人の前で、さらりと奪うように!
そしてその日の午後に、このお写真でした!
「アンティークのカップでお茶を頂く。」という事。
それは、いつものお茶の時間・普段の時間が上質の時間に変わるという事。
私はそう思っています。
いつものお部屋、いつものテーブルでのお茶の時間が、ゆったりとした
安らぎと癒しの時間に変わります。
同じブランド、同じ窯元と、こだわることはありません。
好きと思うもの、自分の感性にピタッと来るものを我が家に連れ帰っています。
多分Ⅰさんも同じかと思います。

そしてこれは、3人の男の子を育てながらお仕事もしている若いNちゃんから。
「アンティークカップは優しくてほっこりしていいよね。」
という話から
「私も使ってますよ。」
と写真を見せて頂きました。これは、オールドノリタケさんのカップ&ソーサ。
薄手の器体に金彩と淡い小花がハンドペイントされた優しいカップです。
忙しい毎日に、少しだけとれた自分時間のひと時でしょうか。

お二人に触発され、ここしばらくご無沙汰だったアンティークカップで
我が家もお茶の時間にしました。
どこかにでかけなくても、いつもの毎日でも。
アンティークのカップでお茶を頂く時間は至福の時間です。
幸福は、お金と時間をかけて遠くに出かけて味わうものではなく
毎日の暮らしの中に、いつもの場所に、ちょっとだけ時間をかけて作った
小さなほっこりとした時間の中にある。と、主人とお茶を頂きました。

このゆったりした時間。実は隣ではミーシャが陣取って、
こんなことになっていましたが。