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「アンティークと暮らす」その7

 只今営業時間を短縮しています。
営業日     木・金・土曜日の3日間
営業時間   11時~午後3時まで     よろしくお願いします。


今回は、このお宅を紹介させて頂きたいと思います。
若いご夫婦が、妥協せずに「好きなもの」にこだわって建てられた空間です。

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そしてこの写真の壁は私も好きな「珪藻土」なんですが、正面部分は
「ご主人が自分でやられたらどうかな。記念に。」と、左官さんの粋な計らいで、ご主人が一人で塗ったんだそうです。
その「決行の日」に、なにかの用事でお店にお立ち寄り頂いて
「今から珪藻土ぬって来ます」とちょっと緊張すると言ってらしたけれど、あえて「こて跡」を残す手法で自信作の出来上がりだったそうです。

「私たち和の空間が好きなんです。」
と快活にお話して下さる奥様と静かにうなずくご主人のお二人がクレマチスに寄って下さるようになったのはいつからでしたでしょうか。
「私たちの理想はクレマチスさんなんです。」とおっしゃる奥様に
「えっ?」「えー?」とお二人のお顔を交互に見つめてしまった私です。
「よくある和モダンではなくて本物の和の空間が好きなんです。」
と語って下さる奥様と、「うんうん」と笑顔でうなずくご主人です。

それから何度も寄って下さって、
ある時「家を建てることが決まりました。」
ってご主人が報告して下さいました。
奥様のお友達ご夫婦が建築家さんとインテリアコーディネーターさんで、お二人の意見や希望がそのまま建築家さんご夫婦の好みでもあって4人の考えがいつも同じだった事で、いつもスムーズに進んだそうです。

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ダイニングルームは石張りで、システムキッチンは「ステンレスのヘアライン仕上げ」なんだそうです。
そしてそこにクレマチスから嫁いで行ったダイニングセット・オーク材のヴァルボス脚のドローリーフテーブルとピスタチオグリーンで張り替えたダイニングチェアのセット。
この椅子はご主人が「この椅子好きですねぇ」と言ってくださっていたものは、お家の計画が本決まりになった時には売れてしまっていて、しばらくの時間がたってから届いたものです。
イメージしていらしたものがまた時を置かずに入荷する事は、本当にめったにないのですが、静かでぶれないご主人の思いが引き寄せたのではというタイミングでした。

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そして、ダイニングから向こうに見えているプライベートルーム。

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そこには大き目の(別のお写真で見せて頂くと本当に大きな)テーブルがあり、その奥でテレビを載せているのはずっとクレマチスにあった2段の大きな、あのチェストです。
「このオークの色が好きなんです。」と奥様が気に入って下さったチェストさん。
その両サイドには、モリスの「michelmasdaisy」で張り替えたダイニングチェアが控えています。きっと、この子たちは大勢のご来客の時にはダイニングルームに駆けつけるのでしょうね。
ここにも、お二人の好きな和の「障子」がはめられています。

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このロイヤルドルトンの花瓶は、クレマチスにずっとあって、いつもご来店の折に「これ大好き」と奥様がおっしゃってました。
そして今回送って下さったお写真にもこの1枚があって、
「この花瓶はおばあちゃんのレースにピッタリ。」とコメントが。

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このトールボーイキャビネットも見覚えのある方が多いのではと思います。
「この中には、アイロンとか家事に必要なものを色々入れたいと思ってます。」と嬉しそうに話して下さった奥様。
扉を開けると家事グッズがきれいにたくさん収められていると思います。

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そして、最後にこの写真が届きました!
「今はマスクを作るのに、アンティーク家具を贅沢使いです。
自粛生活も、家具たちのおかげで、むしろ有意義になってしまいました。」
というコメントが添えられて。

本当に!
「自粛生活」を「素敵な時間」に変えてくれる、アンティークさん達。
お家時間を「好きな時間」に変えて、楽しく過ごしていきたいと改めて思いました。

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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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