九州南部の集中豪雨

週末に発生した、熊本県と鹿児島県での集中豪雨は数十年に一度という大変深刻で甚大な被害をもたらしました。被災された方に心よりお見舞い申し上げます。そして、今なお不安な気持ちで避難されている様子や、濁流にのみこまれた街の映像に心傷む気持ちでいっぱいです。
今回は特にこの中に親しくさせて頂いている方のご実家があると知らされて、なお一層心が痛みます。
数年前にお母様も見送られて、ご実家に住む人はないということですが、
「まだ立て替えてからそんなにたってないから、いずれ向こうで住んでもいいかなと思ってる。」
と、前日に聞いたばかりのことでした。
「片付けに行かなくちゃいけないから、しばらく寄れないわ。ごめんね。」
とお電話を頂き、ご実家の事を知りました。
「テレビの映像で実家の屋根だけが映し出されていたの。」
と。
ゆくゆくは故郷に帰るという選択肢に、「主人の知り合いもたくさんいるし」と思いをめぐらすⅠさんに
美しい故郷がある、帰って行ける場所があるっていいなあと思ったばかりのことでした。
片付けに帰ると言われるけれど、まだまだ危険な様子です。くれぐれもよくよく様子を確認してからにして頂きたいと思います。

今朝の報道では、愛知県の豊橋でも豪雨があり、一部川の氾濫があったとか。
この頃の天候は本当に数十年に一度とかいう言葉のつくことがあまりにも多く。気を引き締めて暮らしていくしかないのですが、それでも暮らしのどこかにほっこりする場所を持ちたいと思うのです。