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生まれる命と逝く命

 本日、長年私の傍に寄り添ってくれていたミニチュアダックスのリリーが永眠いたしました。16歳10か月でした。

ドイツで暮らす娘達に小さな命を授かった事を、このブログで紹介させて頂こうかなと思っていた矢先の事でした。

リリーは娘が「犬を飼いたい」という事で、我が家にやって来ました。5年後に、その娘がまさかのドイツ暮らしになり、どちらかと言えば猫好きの私たち夫婦の元にりりーは残されたのでした。

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おっとりとした静かな子でした。無駄吠えを全くせず、
「この子、耳が聞こえているんでしょうか?」
と子犬の頃に獣医さんに連れて行ったこともあったほどです。
でも、実は中々気持ちの強い子で、お散歩でどんな大きなワンコさんに出会ってもひるまず、吠えず、しっぽを振って挨拶に行くのでした。
「ミニチュアダックスで吠えない子は、リリーちゃんだけですね。仲良くしてね。」
と大型犬の飼い主さんに喜ばれました。
掌にのるほどの小さな仔猫を拾った時も優しく受け入れて、寄り添っていてくれました。今ではその仔猫・ミーシャは、リリーよりも威張り、いたずらばかりしていますけれど。
上の写真は亡くなる数日前のものです。珍しくいたずらをしていて
「あらら、なにやってるの!リリー。ごはんもっと欲しいの?」
と言って撮った1枚です。
これが、元気なリリーの最後の写真になりました。

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長年お世話になったミーシャは、優しかったリリーおばさんの一大事をとても緊張して見ていたようです。横たわるリリーの周りをそっと、何度も見に来ていました。

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とうとうその時が来て、庭のお花を採って、リリーの周りに飾った後で、ミーシャは緊張しながらりりーの鼻に顔を近付けていました。動物にも「死」というものが理解出来るのでしょうか。象は、仲間の「死」を理解し、群れ全体でその死を悼むといいますよね。

「リリーが最後の時は、何処にいても飛んで行くつもりだったのに。行けなくてリリーごめんね。」
と、言っている娘は、本当に飛んで来なくては来れない場所にいて、しかも今は来たくても来られません。新型コロナウィルスが猛威を奮っていることもありますが
娘たちに天使たちが舞い降りてくれたのです!

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 もうあきらめかけた時に授かった小さな命です。
本当に小さくて、あまりにも早い、早産だったので、育ってくれるのか皆心配でした。
特に娘本人は、「無事に大きく育ってくれるのかな」と毎日心を砕いていましたから、中々ブログに書いてもいいかなと言えなかったのです。

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それでも、大きく生まれた愛称フェンフェン(娘の希望で愛称で紹介させて頂きます。)が退院でき、そして一人病院に残されていた愛称レンレンも退院することができました。

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これから忙しく大変な、でも幸福に満ちた子育てが始まります。
毎日の普通の暮らしの中にある小さな幸せを見つけて欲しいと思います。
イクメンなどという言葉が薄っぺらなものに聞こえるほど、婿のクリス君の働きぶりには頭が下がる思いです。
テレワークで仕事をこなす傍ら、おしめも替えるし、ミルクも飲ませ、(娘より背中をとんとんしてげっぷを出させるのが上手いとか)、それに何より、お料理は娘が助手でクリスがほとんど作ってしまうのですから。
そんなクリスと二人での、これからの子育てのこと、ドイツ暮らしのことなどを紹介したりするブログを娘も始めたそうです。
「パパとママのものがたり・ドイツ便り」として。
このブログを読んで下さった方にも是非読んで頂きたいと思います。
こちらです

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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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