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スー・クインのテディベア

実はわたし、クリスマスと年末年始を実家で過ごすため、クリスよりも一足先に日本に帰って来ています。久しぶりに、母の店クレマチスに来てみると…なんとかわいいテディベアたちでいっぱいになっているではありませんか!お陰でなんだか普段とは一味違った雰囲気になっています。
…でも、この子たち、どこかで見たような…。
そう、去年のクリスマス、母がわたしにプレゼントしてくれたうさぎのぬいぐるみが、このクマたちと同じ雰囲気なのです。
そして、母がプレゼントしてくれたものと同じうさぎのぬいぐるみも、お店にちゃんといるではありませんか!

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母によると、これらのぬいぐるみはスー・クインさんというイギリスのテディ・ベア作家が作ったもので、どれも手作りの限定品なんだとか。

実は、母がこのうさぎのぬいぐるみをわたしにプレゼントしてくれたのには訳があるんです。それは、このうさぎ、「レインボー・ラビット」が、実家で可愛がっている犬のリリーに似ているから!

はるばるイギリスから日本に渡り、さらに日本からドイツに連れて行かれてしまったこのレインボー・ラビット、ただのぬいぐるみとあなどるなかれ。築100年(!)のおんぼろアパートが、小さな小さなこのうさぎを置いてみたら、ぱっと明るい雰囲気になったのです。…と言うと、大袈裟く聞こえるかもしれませんが、本当です。部屋に入るとすぐ、目に付く場所に置いたイギリスアンティークのビューローに、この子を座らせてみたら、築100年の歴史の重みとヨーロッパ式の暗い照明のせいで、ともすると暗く、重苦しい雰囲気になりがちだった我が家に、ほんわりとした空気が広がったのです。

もちろん、この子を見るたび、日本の母を思い出し、かわいがっていたリリーのことを思い出し、温かい気持ちになるのは言うまでもありません。

母曰く、「この子たちは、一体一体、愛着が湧くというよりも、愛情が湧くような、そんな小さな動物たちなの。スー・クインが手作りしている間に命が宿るのだから、工場で無機質に生産されているものとは違うのよ。」
手にした人それぞれの人生の物語に、そっと寄り添うことのできる、小さな「ぬいぐるみ」。なんだかただの「ぬいぐるみ」なんて言えないような雰囲気を、どの子も持っているようです。

わたしも改めて、はるばるドイツへ母の愛情を届けてくれたこの子を大事にしよう!…と。
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クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)

Author:クレマチ店主(母)/アコ(娘)+クリス(娘婿)
はじめまして!
アンティークショップ「クレマチス」(http://antique-clematis.sakura.ne.jp)店主の娘、アコです。

日本の古いものは大切に、でも、新しいもの・異質なものも寛容に受け入れる…そんな母の元、小さいころから日本舞踊を習い、現「クレマチス」店舗である祖母の古い日本家屋で、着物や日本の古いものにたくさん触れる一方、ピアノや外国語を習わせてもらったり、父の趣味であるクラッシック音楽や西洋美術を身近に触れる日々を送ってきました。

そんな両親の教育が功を奏し…いや、仇となり(?)、実生活にはあまり役に立たない比較文化分野で大学に居残り、これまたあまり役に立たないドイツ語だけペラペラに。おまけに語学を通して若くてイケメンな(笑)ドイツ人の夫と出会ってしまい、海外に嫁ぐという親不孝っぷり。

そんな娘を、ずっと温かく見守ってくれていた母。そんな母が、「古いものを大切にする喜びを、少しでも多くの人と分かち合いたい」という純粋な気持ちで、亡き祖母の家で始めた小さなアンティークショップ。元々、ずっと苦楽を共にした姑である祖母の家を、大好きなアンティークに囲まれた素敵な空間にしたい…という素朴な思いから始めたこのお店が、あれよあれよという間にいろいろなご縁を引き寄せて、母はいつの間にか、昔夢見たアンティークショップの店主になってました。

「古き良きものに洋の東西はない。和と洋は、互いを引き立て合う良きパートナーになれる!」…母が「クレマチス」で体現している価値観は、わたしたち夫婦のモットーでもあります。

このブログでは、そんな母と二人三脚で、「クレマチス」のお店の情報と併せてドイツの生活・風物について少しずつ紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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